リオン リオノコーダー 円盤式録音再生機 RR-01 1962年製

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
平成29年 元日

2017年のオープニングは
大変興味深い逸品です。
リサイクルショップの片隅で
私が来るのをずっと
待っていてくれました(笑)。

リオン社製
リオノコーダーRR-01です。

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リオノコーダーRR-01

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専用のリオノディスクを用い、
録音・再生が可能です。
ビクターやナショナルの
マグナファックスのような
磁気録音ではなく、
機械的に針を振動させ
ディスクに直接音溝を刻む、
レコードカッティング・マシンの
一種と言えます。

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入手した録音済みのリオノディスクには、
ある会社の職場合唱団の混声合唱が
入っていました。
合唱コンクールのリハーサルかも
知れません。

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録音したディスクは、
通常のレコード再生用カートリッジで
再生します。
ワンタッチで交換できます。

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上が録音用カートリッジ、
下が再生用カートリッジ。

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録音用の針先の拡大です。
録音時はカートリッジ自体が、
イヤホンのように
シャカシャカ鳴りながら
針を激しく振動させます。

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録音のポイントは
正確なトーンアームの移動です。
その仕組みは、まず
ターンテーブルの回転力を利用し、
ゴムバンドやギヤにより
ネジ溝が刻まれた円柱(画面中央)を
回転させます。

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この円柱に、
トーンアームから垂直に降りた
縦溝入のアームをかませることで、
円柱の回転に連動し
少しずつトーンアームを
内側に移動させます。
見事な連携プレーです。

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再生用のカートリッジを
装着すると、
下に降りたアームは
収納されます。

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本体側面に、
外部入力やマイク入力用の
ジャックがあります。

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モーターの防振ゴムは交換しましたが、
それ以外のパーツは問題なく、
清掃・注油のみで正常に作動しました。

医療用の検査機器や
補聴器などを開発してきた
メーカーだけに、
医療機器のように機能性を
重視したしっかりした作りです。

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木製の大きなボディが
丁度いいスピーカーボックスとなり、
通常のレコードも
味わい深い音で再生します。

河島英五の『酒と泪と男と女』(1976年)、
ビリー・バンバンの
『さよならをするために』(1972年)を
鑑賞しました。


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ビリー・バンバン『さよならをするために』
河島英五『酒と泪と男と女』

さらに、
リオノディスクの代用品として、
0.3ミリ厚のプラ板をレコードサイズに
カットし録音実験してみました。

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0.3ミリ厚のプラ板だと
ハサミできれいに切れます。

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精細なピッチでカッティングしていきます。
削りカスはほとんど出ません。

坂本冬美のカヴァーアルバム
「Love SongsⅡ」(2010年)より
『白い冬』(1974年 ふきのとう),
『オリビアを聴きながら』(1978年 杏里)を
外部入力し33回転で片面に録音しました。

音量設定はアバウトですが、
簡単でノイズも少なく、
なかなかの出来栄えです。
十分遊べそうです(笑)。


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坂本冬美のプラ板レコード。
昭和のオヤジは
眺めて十分楽しめます(笑)。

オマケとしてタブーを一つ。
100円のジャンクLD(レーザーディスク)を、
リオノコーダーでカッティングしてみました。
硬いポリカーボネートの表面を
カッティングするにはやや針圧が足りず、
音飛びしやすいようですが、
うまくカッティングできると
素晴らしい音質になります。
LDファン衝撃の
“恐怖のアナログ変換”です(笑)。

ちあきなおみの
『伝わりますか』(1988年)を
サンプリングしてみました。
作詞・作曲は
昨年ワイドショーを騒がせた
飛鳥涼です。
楽曲は名曲です。


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円盤式録音再生機 リオノコーダーRR-01
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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

マグナファックスの存在だけでも驚いたのに、更にそれとは異なるディスクレコーダーが60年代前半の日本に存在していたとは本当にビックリです。まさにカッティングマシンの元祖ですね。

でもその頃には後年のデザインを思わせるビクターのフロントローディング型や東芝の薄型折り畳み型、そしてシャープの小型サンドウィッチ型のレコードプレーヤーが既に存在していましたから、デザイン的には歴史を繰り返しているのですね。

Re: あけましておめでとうございます。

まも様

あけましておめでとうございます。

コメントありがとうございます。
私もこういう完成度の高い機器が
62年に製造されていたことに
本当に驚きました。
結構デッドストック状態で、
使用感もほとんどありませんでした。
捨てる人、拾う人、
人生は色々ですね(笑)。

穏やかなお正月ですね。
まもさんのご健康とご多幸を
お祈り申し上げます。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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