ビクター ハイビジョン・ビデオカセット・レコーダー HR-W1 1994年製

ビクターの
ハイビジョン・ビデオカセット・レコーダー
HR-W1です。

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Victor Hi-Vision VIDEO CASSETTE
RECORDER HR-W1

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“W-VHS”と聞いて
すぐにこの機種がイメージできる人は、
オーディオファンというより
映画ファンかも知れません(笑)。

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「映画を家庭で、より鮮明な映像で
楽しみたい」という映画ファンの願いから、
新しいビデオ機器が次々に
開発されてきたと聞いたことがあります。
VHS方式からS-VHS方式へと
画質を向上させたビデオ機器は、
ついにハイビジョン映像の録画・再生を
可能にしたW-VHS方式に発展しました。
地デジに変わる前の話です。

当時(1994年)、
アナログ放送を駆使して
ハイビジョンの試験放送をしていましたが、
HR-W1はW-VHS方式により、
その映像を忠実に記録できる
家庭用ビデオレコーダーの1号機です。

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もちろんモニターもそれに対応した
ハイビジョンディスプレイが必要となります。

東芝のハイビジョンディスプレイ32HD1です。
今の4Kテレビを観ても驚かないのは
このモニターの画質の素晴らしさを
知っているからです。
ただし、100kgの重量があります(笑)。

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32インチで物足りなければ、
ハイビジョンプロジェクターで投影し
200インチのホームシアターにします。

まあ、20年もすると
笑い話みたいな散財ですが
(モニター98万円、ビデオデッキ62万円、
プロジェクター55万円、電動スクリーン45万円)
当時、
それまで見たことのない
美しい映像の虜になり、
その深みにハマリました(笑)。

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W-VHSデッキは、
時代を少し先取りした
新しもの好きのための
ビデオ機器であると同時に、
ものづくり日本の
匠の技が凝縮した
ビデオ機器の金字塔です。

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「グレート・アメリカ(GREAT AMERICA)」
(1993年)は、W-VHSのデモビデオです。
これを観たくてデッキを購入した人も
多いと聞いています。
もちろん倒壊前の世界貿易センタービルも
美しく映っています。

ビデオの一部を録画しました。
(ブラウン管テレビの映像を
ビデオカメラで撮影すると
縞のようなフリッカーが発生します)


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映画をビデオコレクションして
楽しむのが好きな私には、
HR-W1は
今も現役の“お宝”です(笑)。

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当時3時間のW-VHSテープが
1本6千円程していました。
今は100均にブルーレイディスクが
並んでいます。
メディアが違うとは言え、
ここまで変わるとは全く想定外でした(笑)。

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ちなみにハイビジョンLDも導入しましたが、
さすがに一枚2万円を超えるソフトには
ねをあげました(笑)。

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HR-W1は、
一応スペアも用意しています。

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電源回路が最初に壊れるようです。
電源ユニットの不良コンデンサーを
交換し復旧しました。
もう何年動くか分かりませんが、
動かなくなっても
私にとっては
博物館級の逸品です(笑)。


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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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No title

いつも何が出てくるか楽しみにしています。

この記事を見るまでこれらデッキの存在をすっかり忘れていました。
当然当時ペーペーの私には手に入る金額ではなく、アウトオブ眼中(死語)でした。
いつかマーフィーの法則なんかで高密度メディアや再生機がぐっと安く手に入ると信じて現在、今やスマートフォンで4Kの時代。信じられない速さです。
あの小さな画面で4Kってモニターに出力しないと意味ないですよね~。

先日、βのデッキで銭形平次の最終回見てたら、横で娘がこれってワンセグ?って言ってました(゜´Д`゜)
当時24万円くらいしたでしょうかβ-PROなのに…
親父をそそのかせて共同出資で購入したのが懐かしいです。

ゲームを制作する業界やアニメーションを作る会社の悲鳴が聞こえて来るように感じます…。遠隔医療機操作に使われていた8Kの時代がコンシューマーユーザーにまで届こうとしているのですから。

電子部品の修理は流石に手が出せませんが電気部品なら私くらいの技量でもなんとかなるんで80年代以前の家電には愛着が持てます。

珍しいものを見せていただきありがとうございました。
長々と済みません。

コメントありがとうございました

エンドー様

おはようございます。

思いがけないコメント、
とても嬉しく読ませていただきました。
私はエンドーさんのイラストの
ひそかなファンです。
最近の人形作りには、
本当に敬服しております。
やはり美術や造形の基本を学ばれて
いるのでしょうか?
モデルとなる女性がいるのでしょうか?
興味がわくところです(笑)。

エンドーさんは、
W-VHSのデッキを記憶されていたようで、
デッキになりかわりお礼申し上げます(笑)。
本当にすごいデッキです。
開発者たちの情熱をひしひしと感じます。
「下町ロケット」みたいな技術者たちが、
寝ても覚めてもこのデッキのことばかり考え、
実験を繰り返し、落胆したり苛立ったりし、
家庭もかえりみず、研究に没頭していたのかも
知れません。
試作品ができた時は
天にものぼる喜びだったことでしょう。
そんなことを想像するだけでも
胸が熱くなります(笑)。

β-PROのデッキとはすごいですね。
私も最初はβ派でしたので、
思い出の映像はβに入っています。
うーん、急に懐かしくなってきました。
βの方もチェックしないといけませんね(笑)。

4Kのスマートフォンも、
W-VHSデッキも、
いや100年前の蓄音機だって、
作り手の情熱の深さには
変わりはないのかも知れませんね。
エンドーさんの人形作りもそうですね。
魂のこもった“ものづくり”って
本当に素晴らしいですね。

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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