ニッポノフォン ホーン内蔵型蓄音機 1910年代

ニッポノフォン(現在のコロムビア)
ホーン内蔵型蓄音機です。

1911年の発売ですから、
ほぼ100年、
まさに色々な時代を見つめてきた
大先輩というところでしょうか。

ホーンの開口部にある竪琴の
彫り物が、温かな眼差しのようにも
感じます。

分厚い木材で丁寧に作られていて、
コーナー部分も釘を使わず、
凹凸の木材を正確に
組んであります。
さらに角は面取りし、
優しい曲面を出しています。

心を込めて磨き、
仕上げられたことが
眺めているだけで感じます。
腕の良い家具職人の仕事です。

実際に使用できるのでしょうか…。
驚きました。
ゼンマイの巻上げのスムーズなこと。
そしてターンテーブルの回転の
静寂性と安定性も優れています。
さらに、トーンアームの動きの良さ。
なによりサウンドボックスの音の
再現性の素晴らしいこと。

以前紹介したコロムビアの
ポータブル蓄音機の卓越した性能は、
ここに原点があるんだ
と実感しました。

まだラジオも
それほど普及していなかったこの時代、
一枚のSP盤のレコードが、
どれほど人々の心を
和ませたであろう。

まさに敬愛と感謝を込めて、
先人たちになり代わり
「ありがとう」と
手を合わせました。

SP盤で、ドリス・デイの
『ユー・アー・マイ・
サンシャイン』と、
ビング・クロスビーの
『峠のわが家』を鑑賞しました。


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ニッポノフォン

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ジャンル : 音楽

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No title

涙が出そうな位です。
感動です。
100年も前のものとは思えません。
アナログのすばらしさ。
これを作った当時の技術の高さに脱帽です。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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