コロムビア ロウ管蓄音機 グラフォフォン タイプQ 1897年頃

コロムビア・フォノグラフ社の 
円筒型蓄音機
グラフォフォン・タイプQです。

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COLUMBIA PHONOGRAPH CO.
GRAPHOPHONE TYPE Q

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1897年頃に製造された
コロムビア・フォノグラフ社の製品です。
日本には三光堂が輸入し販売しました。

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オリジナルは
平板に機械部分を取り付け
コンパクトにまとめていますが、
本機種は
しっかりした木製ボディに付け替え、
丁寧な装飾も施しています。
日本仕様でしょうか。

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ボックス内部の空間を生かし、
ロウ管の収納ができるよう
工夫されています。

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勧進帳、義太夫、長唄などの記載があり、
日本でのロウ管レコードの楽しみ方が
想像できます。
残念ながら蜜ロウの変性でしょうか、
レコード表面がザラ付き、
再生不能となっています。
(食べ忘れたマーブルチョコ状態)

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かなり小さなゼンマイモーターで、
フルに巻いて丁度2分再生します。
シンプルな構造が観察できます。

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再生装置の針が
ロウ管に直角に接します。

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再生装置がスライド移動する仕組みは、
エジソンの蓄音機と同じです。
シリンダーのサイズもほぼ同じで、
エジソンのロウ管レコードも再生可能です。

オリジナルのラッパを付けると、
その重さで再生装置のスライド移動が
不安定になりました。
とは言え、
機械部分はいじりたくなかったので、
清掃・注油し
簡易的にコピー用紙一枚でラッパを作り
再生実験してみました。

素晴らしい!
再生できました。

115年を超える時間の経過を考えると、
作動するということが
どんなに凄いことか、
ロウ管レコードを聴きながら
ただただ感動していました。

『The Star-Spangled Banner』
(星条旗 アメリカ合衆国の国歌)を
鑑賞しました。

まさに、
国旗掲揚、
国歌斉唱に値します(笑)。


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コロムビアのロウ管レコードの
ケースには、箱型の台付の機種が
印刷されていますが、
この箱の中には
ゼンマイモーターが収納されています。

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コロムビア・フォノグラフ社
ロウ管蓄音機
グラフォフォン・タイプQ
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お久しぶりです

ちょっと色々とつらそうですが、それでも一応聴けましたね。

付属しているレコードが聴けないのが残念ですが、当時の好みとかがうかがい知れる資料ですね。

純邦楽ばかりというのが時代を感じさせます。

Re: お久しぶりです

じゅんいち様

おはようございます。

実際にこういう蓄音機やロウ管を見ると、
1900年初頭の人々の娯楽が、
パーと頭の中にイメージできるのが
おもしろいですね。
資料として私設“蓄音機ミュージアム”に
展示しています(笑)。

じゅんいちさんのアップされた
シナトラやパティ・ペイジの
クリスマスソングは
とてもいいですね。
やっぱりこの時期に聴く
クリスマスソングは格別です。

また素敵な音楽を
紹介してください。

コメントありがとうございました。

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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