ビクター ビクトローラ VV-Ⅵ 1911年頃

ビクターの 
卓上型蓄音機
ビクトローラVV-Ⅵです。

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ビクター・ビクトローラVV-Ⅵ

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10インチのターンテーブルが付いているので、
VV-Ⅵの中でも初期型と分かります。

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ホーン内蔵型です。
大型のボディを生かし、
無理な屈曲をなくして
ストレートに大開口します。

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2丁ゼンマイモーターで、
長時間の安定した回転が
得られます。

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オリジナルのサウンドボックスは、
ビクターエキシビションで、
ほぼ新品の極上物でした。
ビビりの全くない、
クリアーなサウンドを
初めて聴きました。

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オーク材の木目を生かし、
美しく丁寧に作られています。
思わず撫でたくなります。

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1911年のクリスマスセールの時の
ビクトローラの広告です。

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高額の大型の蓄音機とは別に、
求めやすい価格のビクトローラⅥを、
1911年に25ドルで販売しました。

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本体の底面に、
25ドルより安値での販売を禁じる
注意書きが貼り付けてあります。
正規の値段で買った場合のみ、
サウンドボックスの使用を認めると
記載されています。
「特許を取っているサウンドボックスを、
25ドルで使わせてやろう」と
言っているのと同じです。
さすが特許の国です。

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同じサウンドボックスを、
ラッパ型蓄音機ビクターⅢに装着し、
同じレコードを再生して
聴き比べてみました。

大きなラッパと、
内蔵ホーンの違いから、
ビクターⅢの方が音量が大きく、
音も明瞭に聴こえますが、
ビクトローラⅥの方が上品な音とも
言えます。
まあ、基本的にサウンドボックスが
同じなら、ラッパ型も内蔵ホーンも
大差無い感じです。

ドリス・デイの
『ケ・セラ・セラ』(1956年)を
聴き比べました。


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ドリス・デイのSP盤
『ケ・セラ・セラ』
(映画「知りすぎていた男」の主題歌)

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ラッパ型蓄音機ビクターⅢ(上)と
ホーン内蔵型蓄音機
ビクター・ビクトローラⅧ(左)とⅥ(右)
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ジャンル : 音楽

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No title

こんばんは

 両方とも良い音といおうか、ぜいたくな音ですね。

 100年たっても健在なのですから、大変な発明だと思います。

Re: No title

mikitaka08様

おはようございます。

サウンドボックスの雲母板が
ガラスの様にクリアーでした。
高音も全くビビらず、
まさに春のようにキラキラした
輝きのあるサウンドでした。

本当に独り占めは贅沢過ぎるので、
ブログで紹介させていただきました。

コメントありがとうございました。

No title

じっくり聴かせていただきました。本物の蓄音機を生で聴いたことが殆どないので動画とはいえ貴重な経験をさせていただきました。ラッパ型のビクターⅢは僅かながら低音が再生されているのに驚きました。アコースティックが全ての機材ですから部屋の角に置くのが効果的なのでしょうね。ぜんまいモーターは回転ムラや回転ノイズが少ないのにも驚きました。
ビクトローラVV-Ⅵの内臓ホーンという機構は見た目は地味ですけど素晴らしい発明ですね。吸音材やダンプ材を使って細かくチューニングしてみたい衝動に駆られますが、そこはピーク丸出しで伸び伸び鳴らすのが粋ってもんでしょうね。
うちにもかつて、内側から針を落とす浪曲のレコードが多数あり、例のステレオビジョン14-FP1の78回転で聴いたことがあります。自宅新築の際にすべて滅失しましたけど惜しいことをしたものです。

Re: No title

森のくま様

こんにちは。

聴いていただいてありがとうございます。
実はこれらの蓄音機を置いているのは
玄関ホールです。
少々こだわりがあり、
自宅新築時に2階吹き抜けの
広い玄関ホールにしました。
たまたまここで蓄音機を鳴らしたところ、
よく反響して思いのほかいい雰囲気でしたので、
その後どんどん展示してしまい、
いつしか蓄音機コーナーになっていました(笑)。

ちなみに、来訪者には解説付きで
SP盤を聴いていただいております。
特別席も用意しています。
その際は、
胸に「蓄音機ミュージアム館長」の
自作ネームプレートを付けています(笑)。

興味を持たれた方には、
よく動画に出てくるリビングに
あがっていただき、
エジソンの円盤式(ダイヤモンド・ディスク)の
大型蓄音機から解説が始まることになっています(笑)。

森のくまさんも、機会がありましたら
お立ち寄りください。

コメントありがとうございました。

すばらしい

状態の良いエキシビションのサウンドは凄いですね。

うちの整備済みのNo.2とほぼ同じ音に思います。

ところで、使っている針は普通のラウド相当でしょうか?

僕がお世話になったショップではマイカのサウンドボックスにはソフトの使用を勧めているようでそれに従ってます。

高い音がおさえられ、少し聴きやすくなるように思います。

Re: すばらしい

じゅんいち様

こんばんは。

針については結構無頓着で、
あまり考えていませんでした。
勉強になりました。
今度購入してみます。

姫路城の桜見事ですね。
こちらでは松本城が今満開です。
私の職場は標高930mなので、
桜はこれからゴールデンウイークにかけて
楽しめます。
本当に、花見をしながら
ポータブルの蓄音機を鳴らせたら、
気持ちいいでしょうね。

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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