ディクタフォン ディクテイティング・マシン 口述筆記用録音機 1920年代

ディクタフォンの 
ディクテイティング・マシン
モデル10Xです。

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THE DICTAPHONE
DICTATING MACHINE MODEL10X TYPE A

1920年代から40年代まで、
長く活躍した口述筆記用録音機で、
この10Xは送話口より吹き込んだ肉声で、
振動板を直接振動させる初期型です。

後にマイクにより音声を電気信号に変え、
振動板を電気的に振動させ録音する
エレクトリック・タイプが登場します。

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録音にはブランク・ロウ管を使用します。
録音済みのロウ管なら、
シェービング・マシンで音溝を削ぎ取り
滑沢な状態に戻します。

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録音済みのロウ管をシェービングする
シェービング・マシンです。

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廃棄予定の掃除機からモーターを取り出し、
シェービング・マシンの動力に使ってみました。

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パワーブラシ用モーターなので、
ギザギザのプーリーもそのまま使えます。
小型で場所も取らず気に入りました。

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予想以上にトルクがあり、
綺麗にシェービングできました。

ブランクロウ管を使って、
録音実験してみました。
シェービングの良否の判定ができます。

廃棄予定のアナログテレビから
取り出した小型スピーカーを、
ディクタフォンの送話口に押し付け、
サンプル音声を出力しロウ管に
録音してみました。

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小型スピーカーを送話口に押し当て、
MDの音声をやや大きめに出力します。

口述筆記用録音機は、
口元に送話口に近づけ録音した後、
同じ送話口をイヤホンのように
耳に当て聴き取りますから、
もともとあまり大きな音で再生しません。

それでも録音した楽曲は、
十分鑑賞に堪えられるレベルの
再生ができました。
合格です。(笑)

ディスコ・ブームの頃よく聴いた
ウォルター・マーフィー&
ビッグ・アップル・バンドの
『運命 '76』(1976年)を
録音実験に使いました。
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の
サントラ盤に入っているものです。


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映画「サタデー・ナイト・フィーバー」
オリジナル・サントラ盤

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ディクタフォン 
ディクテイティング・マシン・モデル10X

ロウ管式録音機が
重要なアイテムになっている映画があります。
ビリー・ワイルダー監督の『深夜の告白』です。

主人公が自分が犯した罪を、
深夜の事務所で、ロウ管式録音機に
録音し告白します。

以下、世界名作映画全集
DVD「深夜の告白」より

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ロウ管をセットします。

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送話口を口元に近づけ話し始めます。
長い告白なので、沢山のロウ管が必要です。

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録音機の側面から推測すると、
エジソン社のロウ管式録音機
エディフォンのようです。

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1944年公開のアメリカ映画ですが、
設定は30年代です。
当時、会社の事務所には、
このロウ管式録音機が大概置かれていて、
現代のICレコーダーのように
覚書を書き留める感覚で使われて
いたようです。
ロウ管式録音機の
資料映像としても使えます。

ちなみに、エディフォンの過去の記事は
http://keiai1515.blog51.fc2.com/
blog-entry-157.html#cm
で読めます。(2011年4月13日投稿)

改めてエディフォンを使って、
寅さんの口上を録音してみました。
ロウ管が綺麗にシェービングされていたので、
前回より明瞭に録音できました。


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この時代のロウ管の録音時間は2分でしたが、
80年後の現代、
吹けば飛ぶようなマイクロSDカードに
2TB(テラバイト)の情報を記録するこが
可能になりました。
もしかしたら次の80年で、
ターミネーターも動かす
米粒大で2000TBのメモリーカードが
発明されているかも知れません。
人間の探求心は驚くばかりです。

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エジソン社のロウ管式録音機
エディフォン・ボイスライター


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keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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