ビクター オートチェンジャー・プレーヤー45-EY  1950年代

RCAビクターの
45回転・オートチェンジャー・プレーヤー
45-EYです。

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RCAビクター
オートチェンジャー・プレーヤー
45-EY

1940年代後半、それまで主流だった
大きくて割れやすいSP盤に代わり、
軽くて割れにくい7インチの
ビニール・レコードが発売されました。
この新しいレコードの
販売促進のために作られたのが、
RCAの45回転レコード・システムです。

オートチェンジャー機能を持つ
小型プレーヤーで、アンプ内蔵タイプと
非内蔵タイプがあります。

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アンプのないタイプ(9-JY)(中央)は
アンプ内蔵の45-EY(左)や45-EY-2(右)より
ひと回り小型。

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1949年の「ラジオ技術」に、
このプレーヤーのコンセプトや特徴が
丁寧に解説されています。
新しい規格のレコードを買って貰うには、
扱い易さや連続再生などの特徴を
若い世代にアピールできる、
インパクトのある製品が
必要だったのでしょう。

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オートチェンジャーのメカニズムは
機種によって色々です。

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真空管は35W4、50B5、12AV6の3本。
驚くほどパワフルに鳴ります。

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内蔵スピーカーは小さく、
トーンコントロールもありませんから、
音質的には限界があります。
レコードを連続再生して、
BGMのように気軽に楽しむのが
主目的だったのでしょう。

電源を入れればいきなりトーンアームが
動き出しますし、再生時間の長い曲だと、
曲が終わる前にトーンアームが戻り始めます。

そんなややアバウトな所がアメリカっぽくて、
細かい所は
“まあいいか”になってしまいます。(笑)

ずうとるびの『みかん色の恋』(1974年)、
アバの『チキチータ』(1979年)を鑑賞しました。
5分を超える『チキチータ』は
再生が終わる前に
オートリターンしてしまいますが、
サウンドは小さなボディの割に
明瞭で頑張っています。


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アバとずうとるびのEP盤

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RCAビクター
オートチェンジャー・プレーヤー
45-EY
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アバとずうとるび

何だかすごい取り合わせですね・・・70年代だけが共通点でしょうか。

昔のアメリカでは長すぎる曲はラジオDJの間では嫌われたようで、長い曲のシングル・バージョンは同じ曲のアルバム版よりもかなり短く編集されていることが多いです。

こうした45回転専用のオートチェンジャー・プレーヤーは、50年代のロックンロール誕生の頃のアメリカのティーンエイジャーの間でよく使われたようですね。ダンスパーティーなどにピッタリだと思います。

Re: アバとずうとるび

まも様

確かにすごい取り合わせですね。(笑)
その辺にあるものを使うと、
こういう妙な選曲になります。
ずうとるびはオートチェンジャーの調整や
回転数のチェックに使用した、
傷がついてもよいテスト用ですが(笑)、
まさに50年代のダンスレコードと
同じような短めの曲でしたので、
サンプルに使用してみました。

アンプが内蔵されていないタイプの方が、
沢山出回ったようですね。
近々アップしたいと思います。

コメントありがとうございました。

Re: RCA 45EY2

analogfan様

はじめまして。

ブログで紹介している45-EYと
analogfanさん所有の45-EY-2とは、
オートチェンジャーのメカニズムが
全く異なります。
45-EY―2はアンプ非内蔵のRCA9-JYと
似ています。
(ブログ内のカテゴリ
「オートチェンジャー」で探せます)

さて、オートチェンジャー機能の不調は、
ターンテーブル直結の回転軸と接し
トーンアームを移動させる
やや楕円形のゴムのアイドラーの
摩耗や変形が疑われます。
私は、摩耗分を補うため
100均のゴム風船の大きいものを
短冊切りしてアイドラーにボンドで
貼り付けています。
ただし、少しくぼんだ場所があるので
そこだけはゴムを貼りません。
この部分がレコード演奏中のポジションに
なるので、回転軸に接しないようにします。

なお、アイドラーを取り出すためには、
パズルのような金属部品を全て外す
必要があります。
くれぐれも順番を間違えないよう
メモして落ち着いて行ってください。
外して確認して、
アイドラーが原因でなかったとしても
怒らないでくださいね(笑)。
自己責任で行ってください。

スタート時の針位置や
リターン時の針位置の調整は、
モーターを左下に見た時反対側の右下に、
マイナスドライバーで回せそうな
ネジが斜めに2個並んでいると思います。
これを微調整するようですが、
実は私もあまり自信がありません。
つまり、よく分からないのです。
両方を微妙に調整しないと
結構滅茶苦茶に動き出します。
ヤブヘビになる可能性もありますので、
ほんの少しだけ回して様子をみて
ください。

私も、
こうした調整を何回も何回も行い、
たまたまうまく動いた時を記録して
アップしています。
つまり、
もう一回同じように作動するか
何とも心もとない限りです(笑)。
メンテを兼ねて一年に一回
作動チェックするくらいなんです。
動かす時は
いつも振り出しです(笑)。
むしろ、
そんな徒労に近い時間を
どこかで楽しんでいる気がします。

あまり明確な回答ができず、
申し訳ありません。

コメントありがとうございました。
それでは、また。

Re: ありがとうございます

analogfan様

おはようございます。

YouTubeの素晴らしい解説、
拝見いたしました。
「ジャズ喫茶バリレラ」も楽しみですね。
妻が名古屋市出身なので、
いつか行ってみたいと思います。

それでは、また。
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keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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