コロムビア 卓上型蓄音機 No.116 1931年製

コロムビアの 
卓上型蓄音機(グラフォノーラ)
No.116です。

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コロムビア 卓上型蓄音機
グラフォノーラNo.116

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このコロムビアNo.116は、サランネットの
花模様が気に入り入手しました。
当時の広告に
「欧米最新型に日本的趣味を加味」と記載が
ありますが、まさに当時の和モダンだったの
かも知れません。

本体に大きな傷は無く、
清掃すると木調の落ち着いた良い
雰囲気をすぐに取り戻しました。

ただ、ゼンマイモーターが動きません。
確認すると予想通り硬化したグリスが
ギアにまとわり付いていました。

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固着した古いグリス

グリスを取り除きゼンマイを巻き上げると、
途中でガクンと嫌な振動と共に空回りします。
残念ながらゼンマイ切れの症状です。

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開けてびっくり。
これではゼンマイも切れます。

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腐った汚物のような臭いのグリスを
丁寧に清掃すると、ゼンマイの断裂が
確認できました。

幸い端の方なので、
穴を開ければまだ使えそうです。

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高速切削器具にて穴あけ

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熱処理してから屈曲

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グリスアップしケースに収納します。
握力と根気が勝負。
気を抜くと一気に飛び出しやり直し。

復活したゼンマイモーターで
デモンストレーションです。
静かで安定した回転が得られ、
当時の技術力の高さに感心するばかりです。

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オリジナルのサウンドボックスは
コロムビアのNo.9が付いていました。

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特徴ある金属製2分割折り曲げホーン。
結構マイルドなサウンドで聴きやすく
感じます。

日本人シャンソン歌手の草分け、
高 英男の『枯葉』(1953年)を鑑賞しました。
ソフトなトーンが、
この蓄音機に似合います。


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SP盤 高 英男の『枯葉』

丁度、ヴィクター・ヤング指揮、
ザ・カスティリアンズのタンゴの組アルバム
(1951年)を入手したので聴いてみました。
踊れないけれど、
聴くタンゴも結構いい感じです。
『ヴァレンチノ・タンゴ』
『エル・チョクロ』
『ラ・クンパルシータ』を鑑賞しました。


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ヴィクター・ヤング指揮
カスティリアンズ 組アルバム
「ヴァレンチノ・タンゴ」

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コロムビア 卓上型蓄音機
グラフォノーラ No.116
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非公開コメント

凄いですね!

自分でぜんまい断裂を修理してしまうなんて…凄い!

端の焼きなましのあんばいが難しそう…。

にしても、おしゃれで美しいサランネットですね。
グリル周りのデザインもおしゃれですね。

高英男さんのレコード、僕も一枚だけ持ってますよ。

Re: 凄いですね!

じゅんいち様

握力のない私には、
ゼンマイモーターをケースに入れるのが辛く、
映像では始めと終りの方だけクールに
編集していますが、実際は泣き泣き、
ヘトヘトの必死です。(笑)
でも、何らかの関わりを持った機器には、
ご縁というか、親しみを感じますね。

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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