エジソン社 ディスク・フォノグラフC-150 1915年製

エジソン社の
ディスク・フォノグラフC-150、
1915年製です。

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エジソン・ディスク・フォノグラフC-150

縦振動の録音にこだわったエジソンですが、
時代の流れには逆らわず、横振動で
録音されたSP盤の再生が可能な
サウンドボックスも用意していました。

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このエジソンC-150には、最初から
このサウンドボックスが付いていました。
ただ、他社のサウンドボックスが付けられない
特殊な形状をしています。

今回新たに、自由にサウンドボックスの交換が
楽しめるアダプターを入手しました。

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上がオリジナルのサウンドボックス
下がサウンドボックスの交換ができるタイプ

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色々なサウンドボックスに交換して楽しめる

付いていたサウンドボックスは
非常に状態の良いマイカ(雲母板)でしたが、
残念ながら針とスタイラスバーをつなぐ
大切な支柱が割れていました。
かなり致命的なジャンクです。

こういう時に便利な材料があります。
歯科で義歯の修理などに使う
常温重合レジンという速やかに固まる
プラスチック様の樹脂です。
強度も結構あり、硬化後はすぐに成形でき
後で追加もできます。
金属面でもサンドブラスト処理すれば、
かなりの強度でくっつきます。

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アクリル系歯科用常温重合レジン
「プロビナイス」の粉末と液。
液を湿らせた細筆で粉末を採取し、
破損部分に少しずつ積み上げていく。
数分で硬化し研磨可能。

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針とスタイラスバーをつなぐ支柱の破損

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常温重合レジンで修復・研磨。
もちろん色も塗れます。(敢えて塗っていません)
是非お試しを。

なお、劣化したガスケット(ゴムパッキン)も
試しに歯科用精密印象用シリコンに交換し、
しばらくモニターしてみたいと思います。

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修復したサウンドボックスで
SP盤を試聴しました。
今まで聴いたことのないような
パワフルな音量に唖然としました。

パティ・ペイジの
『センチメンタル・ミュージック』
『Would I Love You』(1951年)、
そして多重録音で一人で四重唱した
『With My Eyes Wide Open I'm Dreaming』
(1950年)を鑑賞しました。

初めて聴く曲なのに、
どこか懐かしい。
癒しのトーンが隠れています。


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パティ・ペイジのSP盤
『センチメンタル・ミュージック』
『With My Eyes Wide Open I'm Dreaming』

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エジソン・ディスク・フォノグラフC-150
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欠けた部分の補修

意外な物が使えたりするのですね。

驚きました。

Re: 欠けた部分の補修

じゅんいち様

歯科では歯の詰め物や冠を作るために、
とても高い精度の型取りを行いますが、
その材料を使うと壊れた部品も
そっくり複製できます。(シリコン印象材)
フィギュアの複製模型を作るのも、
歯科の技術の応用です。
ただ、精度とコストが比例するので、
大きいものを高い精度で複製すると
とても高額になりますね。
(3Dプリンターも同じですね)

他にも、電気炉、鋳造設備、溶着設備、
エアータービン(高速切削器具)、高速電気エンジン、
サンドブラスト、針金を屈曲する器具なども
歯科医院にあり、修理に役立ちます。

修理中に怪我したら、
レントゲンも麻酔も、
電気メスも縫合セットもありますから。(笑)

コメントありがとうございました。

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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