HMV ポータブル型蓄音機 MODEL102 1930年代

HMVの
ポータブル型蓄音機
MODEL102です。

メンテを兼ね時々動かしています。

HMV ポータブル蓄音機
HMV ポータブル型蓄音機 MODEL102

HMV ポータブル型蓄音機

このHMVの品質の高さをすぐに
実感できるのは、
ゼンマイの巻き上げです。
他のどのメーカーの
ポータブル型蓄音機と比べても、
これほど軽やかに巻き上げが
可能な機種はありません。
本体に手を添えることなく、
片手でもスムーズに
巻き上げができるほどです。

オリジナルのサウンドボックスの
状態も極めて良好で、
落ち着いた自然なサウンドを
聴かせてくれます。
他の蓄音機では聴き取れないような、
かなり擦り切れたSP盤でも、
なんとか鑑賞できるくらいまで
頑張って再生してくれます。

まさに「違いのわかる逸品」
と言えるかと思います。

ヴィクター・ヤング楽団が演奏する
映画主題曲のSP盤を入手しました。
1939年のMGM映画
『風と共に去りぬ』と、
1943年のパナマウント映画
『誰が為に鐘は鳴る』。
共に日本公開は1952年です。

もう一枚映画つながりで、
活弁士・泉詩郎の
映画説明のSP盤も聴いてみました。
1938年公開の松竹映画
『愛染かつら』
(田中絹代・上原謙)です。

4枚の組アルバムで
収録されていますが、
主題歌「旅の夜風」が入った
1枚目のA面と、
「悲しき子守唄」が入った
2枚目のA面、
そして前半の山場の2枚目B面です。

この前CSで、
1954年公開の京マチ子・鶴田浩二版を
観ましたが、
美男美女のすれ違いドラマは、
結構ハマります。

ノイズの多い盤ですが、
活弁の記録としても貴重かも知れません。

1938年の『愛染かつら』と
1939年の『風と共に去りぬ』。
スケールの大小は違えど、
大衆の心をとらえた要因には、
多分に共通する所がありそうです。


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風と共に去りぬ 誰が為に鐘は鳴る
映画主題曲収録のレコード
『風と共に去りぬ・誰が為に鐘は鳴る』

映画「愛染かつら」の4枚組SP盤
映画「愛染かつら」の4枚組SP盤
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No title

ようやく春らしくなってきました。

「誰が為に鐘は鳴る」は久しぶりに聞きました。口上というか活弁も。画像で見る限りではなんの問題もなく再生できています。日頃のメンテの賜物ですね。

コメントありがとうございます

JackDさま
先日は、帽子を保管していただきありがとうございました。
馴染んでいた帽子でしたので、助かりました。
ちょっとアルコールが入ると、傘や手袋などよく忘れ、
帰りの電車の中で、靴まで自分の靴か自信がなくなります。
本当にありがとうございました。

HMVはやはり違いますね。
電機増幅していないことを忘れてしまいます。
動画の中の古いバキュームタイプのクリーナーも、
なかなかの優れモノで、これでノイズが随分改善します。
SP盤の清掃には最適です。
活弁のSP盤は、なかなか状態の良いものがないのですが、
結構綺麗に録音できました。
ちょっと、当時の劇場で活弁を聴いてみたくなりました。

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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