コロムビア 4スピード・グラフォノーラ・モデル2105 1957年製

コロムビアのポータブル電蓄、
4スピード・グラフォノーラ・
モデル2105、1957年製です。

蓋を閉じて立てて置けば、
可愛い旅行カバンに見えます。
表裏チェック柄で、取っ手はゴールド。
ポップでおしゃれなデザインです。

アンプ、スピーカー内蔵のため、
やや大き目のサイズですが、
木製のボディがしっかりしていて、
密閉型の
スピーカーボックスのようになり、
真空管独特の
温かく味わい深いサウンドを、
十分楽しむことができます。

1957年だと、
年代的にSP盤とドーナツ盤が
両方発売されていた頃です。
本電蓄でもSP盤を
再生してみたくなりました。

丁度、その頃の石原裕次郎のSP盤を
入手しました。
1958年公開の日活映画
「陽のあたる坂道」の主題歌
『SEVEN O'CLOCK』を、
裕次郎が歌っています。
映画の中では、
川地民夫が歌っていました。

ムード歌謡と違って、
ロカビリーのリズムに
少々苦戦気味の裕次郎ですが、
逆にそれが新鮮に聴こえます。
歌詞が聴き取りにくいのですが、
「昼間は学校へ行き ABCD+アルファ 
ハニホヘトだー 
カモン!レッツゴー!」
みたいな、ノリノリで歌わないと
乗り遅れてしまいそうな歌詞です。

そして、
1957年公開の「俺は待ってるぜ」から
挿入歌『遥かなる面影』と
主題歌『俺は待ってるぜ』。

さらにもう一枚、
EP盤で1960年公開の
「あじさいの歌」の主題歌
『あじさいの歌』を鑑賞しました。

数ある裕次郎作品から、
イチオシの一本を
セレクトするとしたら、
迷わず「陽のあたる坂道」を選びます。
裕次郎も北原三枝も芦川いづみも、
みんな一番輝いていた頃です。
三人の魅力を、
田坂具隆監督が
見事に引き出しています。

中学の頃、原作の石坂洋次郎の小説に
ハマった時期がありました。
当時は映画ではなく、
姉の持っていたセブンティーンに
連載されていた武田京子の漫画
「あいつと私」に触発されて
興味を持ちました。

何が少年の心をとらえたのか、
もう一度原作を読んで
検証してみたいと思います。


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コロムビア・4スピード・グラフォノーラ・モデル2105

コロムビア 4スピード・グラフォノーラ・モデル2105

映画「陽のあたる坂道」「俺は待ってるぜ」「あじさいの歌」主題歌レコード

北海道・小樽「石原裕次郎記念館」にて撮影した裕次郎との記念写真(有料です)
北海道・小樽「石原裕次郎記念館」
にて撮影した裕次郎との記念写真
(有料です)

今年の7月17日で
石原裕次郎は没後25年を迎えます。
あちこちで様々な企画が
あるようですが、
私も個人的に裕次郎を偲び、
こんな物を作ってみました。

1958年公開の日活映画
「陽のあたる坂道」の当時の台本
(原作者・石坂洋次郎が
この台本を読んだ時に感じたことや
演じる時のアドバイスを、
直筆で記した箇所があります)と、
公開前日の1958年4月14日に
京都日活で行われた
特別試写会のチケット(当時モノ)を
メインに展示した額縁です。

共に石原裕次郎記念館に展示しても
良いようなお宝です。(笑)

額縁はサッカーのユニフォームなどを
展示できる開閉式の既製の額縁です。
(大変高級感のある良い額縁です)
チケットなどは取り出すことが
できるように100均のカードケースに
入れてあります。
SP盤のレコードもB4のカードケースに
入れて展示できます。

なかなかの出来栄えに、
我ながら良いアイデアだったと、
額を眺めながら頷いています。
(これがホントの自画自賛)
お勧めです。

「陽のあたる坂道」台本、試写会チケット
1958年公開日活映画
「陽のあたる坂道」の当時の台本や
公開前日の試写会チケット
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まとめtyaiました【コロムビア 4スピード・グラフォノーラ・モデル2105 1957年製】

コロムビアのポータブル電蓄、4スピード・グラフォノーラ・モデル2105、1957年製です。蓋を閉じて立てて置けば、可愛い旅行カバンに見えます。表裏チェック柄で、取っ手はゴールド。ポップでおしゃれなデザインです。アンプ、スピーカー内蔵のため、やや大き目のサイズで?...

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No title

1957年の日本のテクノロジーに感心しました。
アメリカに追いつけと各メーカーは頑張っていたのですね。
庶民には手の届かなかったものと思われますが、
いい音出ています。
裕次郎のSP盤が魅力です。
『SEVEN O'CLOCK』、初めて聴きました。ボーカルはおいといて、バックが凄いですね。当時の日本のミュージシャン達の勢いを感じます。
監督が田坂具隆というのも初めて知りました。レコードもレコード袋もポスターも皆手間暇かけて作った感じがあります。ありがとうございます。

コメントありがとうございます

いつもコメントありがとうございます。

「SEVEN O'CLOCK」と「遥かなる面影」は日本を代表する作曲家・
佐藤 勝が作・編曲しています。
「陽のあたる坂道」の冒頭で、美しい叙情的なオーケストラ・ミュージックが
流れます。その数分ですっかり映画の世界に引き込まれてしまいます。
(You Tubeでも観られます)
黒澤映画から東宝特撮ものまで、実に柔軟なアレンジができる、
本当に素晴らしい作曲家です。
美術や編集などのスタッフも一流、監督も原作者も一流、
みんなが裕次郎を盛り上げています。
こうして裕次郎も一流のスターになっていったんですね。

コメントありがとうございました。


No title

意外にいい音ですね。ポータブルの古い機種の割に回転も安定している感じです。keiai様のメンテのおかげかな。とっても綺麗だし。

コメントありがとうございます

JackDさま
真空管電蓄としての、50年代の様々なノウハウが
結集した、本当に良い製品です。
やはりしっかりした木製のボディの電蓄は、
良い音が楽しめますね。
メンテは注油と膝の上に乗せ優しく撫でてあげることです。(笑)
デザインも全く古さを感じません。
ICに変わる前の、完成度の高いプレーヤーです。
さすがコロムビア、いい仕事してます。

コメントありがとうございました。

Re: ブログ拝見しました

furanさま
本ブログで紹介している電蓄やレコードプレーヤーは、
8割ほどがヤフーオークションで入手したもので、
あとの2割はリサイクルショップとセカイモンという
海外のオークションからの入手です。
レトロな良い雰囲気の電蓄を探して落札していますが、
古い機器はほとんどがジャンク品で、なんらかの整備や
修理が必要となります。
いきなり電気を入れると煙が出てくるものもあり、
丁寧にクリーニングし、携帯用の消化器を手の届く所に置き、
緊張しながら作動チェックしています。
ブログで紹介している機器も、9割は正常に作動しないジャンク品を
安く落札し、謎解きのように原因を探り直していったものです。
時には、同じ機種を4台入手して作動品を一台作ることもあります。
基本的に、ジュンク品だから安く入手できるわけで、
始めから状態の良い機器は、高値を覚悟しておかなければなりません。
ジャンク品は、一度でも作動している所を観たら良しとして、
ゆっくり休んでもらっています。(お蔵入り)
その機器の部品は、また別の機器に有効利用されるかも知れません。

ブログを観て、ちょっと欲しいなぁと思って頂ければ、
その機器も幸せではないかと思いますし、
私もそんな風に思って頂けるよう
丁寧に清掃し整備しています。

コメントありがとうございました。

ありがとうございます

ご丁寧に説明していただき、ありがとうございます
詳しく聞くことができて、とっても嬉しく思っています

大体の電蓄はヤフーオークションでお買いなんですね…
まだ高校生で、あまり高いものは買えないので、私もヤフーオークションで探しています
なかなか気に入るものに出会うことができないのですが、じっくりと見つけていこうと思います

また、今まで「これがいい」と思う電蓄があっても、ジャンク品と分かると買うのを止めてしまっていたのですが、ジャンク品が全く壊れているわけではないのですね
そして試行錯誤する時間もレコード好きにはたまらない一時なのかもしれませんね…

ちなみに、この記事にあるコロンビアの可愛らしい電蓄もヤフーオークションなのでしょうか??

なにせレコードを買ったのにレコードプレーヤーがなくて聴けていない状態でして…
そこでインターネットで電蓄について調べていたときに、このブログを見つけ、このような形で質問させていただきました
ご返信、本当にありがたく思っております

自分が気に入るものを見つけて、少しでも早くレコード聴けるように頑張りますね

聴かせて頂きました

思ったより音質が良くてびっくりしました。
そうなんですか、映画の中では別の方が歌っておられたのですね。
なんか裕次郎さんがちょっと照れながら歌っているように感じるのは僕だけですかね?

本当、裕次郎さんの78回転盤は高いですよねー。
びっくりです(笑)

Re: 聴かせて頂きました

じゅんいち様

ありがとうございます。

映画では川地民夫が歌っていますが、
お世辞にもうまいとは言えません。
きっと誰が歌っても、
こんな感じになってしまうのかも
知れませんね(笑)。

このポータブル電蓄は
ズシッと重い分、
丁度良いスピーカーボックスになり
なかなかの音質です。

じゅんいちさんのアップされた
ジャズ民謡は興味深かったです。
いい感じで融合していますね(笑)。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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