コロムビア ポータブル蓄音機 グラフォノーラ No.164 1920年代

コロムビアの
ポータブル蓄音機グラフォノーラ、
No.164です。

一般的なポータブル蓄音機より、
ひと回り、いやもっと大きく、
卓上型蓄音機に取っ手を付けたような、
重量級の堂々たる蓄音機です。

野外に持ち出すためと言うより、
家の中で少しだけ鑑賞場所を変える、
そんな移動を想定していたのかも
知れません。
とにかく相当な重さです。

内部のボードやSP盤収納ポケットも、
木製で丁寧に光沢仕上げされ、
とても落ち着いた味わい深い色に
なっています。
サウンドボックスや
ゼンマイモーターの状態も良好です。
全体にバランスがとれ、
格調高く高級感があります。

トーンアームが
手前に位置しているため、
正面から針をレコードに
乗せようとすると、
針位置が見えにくくなります。
その代わり内蔵ホーンは開口部まで
ストレートに音が広がり、
迫力ある再生音を聴かせてくれます。

小さなクランクですが、
ゼンマイの巻き上げは
極めてスムーズで、
よくメンテされています。
私の手元に届くまで、
過去のオーナー達が
大切に扱ってきたことが
よく分かります。

眺めているだけで、心癒され、
豊かな気持ちにしてくれる、
そんな蓄音機です。

ドリス・デイの主演映画
「二人でお茶を」より
主題歌の「二人でお茶を」、
映画「情熱の狂想曲」より
「アイ・メイ・ビイ・ロング」と
「ウイズ・ア・ソング・
イン・マイ・ハート」
を鑑賞しました。
共に1950年公開のアメリカ映画です。


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コロムビアG-50,G-224,No.164 大きさ比較
上左:G-241 上右:No.164 下:G-50

ドリス・デイのSP盤 
ドリス・デイのSP盤レコード
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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

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No title

思ったより低い音も出ています。やっぱ重さなのかな??
ターンテーブルの大きさを見るとおっしゃる通り一回り大きいですねぇ。間取りが多かった海外富裕層のアイテムなんでしょうか。

コメントありがとうございます

JackDさま
やっぱりボディの大きさや重さは、音質に大きく影響
しますね。
そして、何より音のパワーが倍増します。蓄音機の正面に立つと、
空気が揺れるような強い音圧を感じます。迫力満点です。

パテントから「グレートブリテン」英国製と分かります。
本当に富裕層の広い邸宅に似合いそうな、落ち着いた良い
雰囲気ですね。

コメントありがとうございました。

眺めているだけで、心癒され

眺めているだけで、心癒され とは なんという贅沢。
最近はそんな品物が少ないですね。生で聴きたいものです。
ドリス・デイのSP盤レコード『Tea for two』も簡単には入手できないでしょう。うらやましい限りです。

コメントありがとうございます

ミキタカ08さま
自分が生まれるずっと前から、常に人々の心を和ませ、
励まし、癒し続けてきた蓄音機は、眺める者を穏やかな気持ちに
してくれます。
〝森林浴〟みたいな効果です。
きっと〝良い気〟が出ていると思います。
まあ、感じ方には個人差がありますが・・・。(笑)

蓄音機の生音は楽器の音に近く、目の前で演奏しているような
空気の振動を肌に感じます。
やはり、このくらい大型の蓄音機の方が良い音で楽しめます。
アップした動画を鑑賞する時は、是非イヤホンでお聴き下さい。
生音に近い音になり、ライブ感も楽しめます。

コメントありがとうございました。

初めまして

僕もコロムビアのNo.214とメーカー不明の昭和初期と思われる卓上機を持っています。

蓄音機の音は最高の癒やしを与えてくれるごちそうですね。

余談ですがコロムビアはビクターに比べると全体的に少し評価額が下がる傾向にあるように思います。
でも音質や造りは決して負けていないので蓄音機入門用として最適なのでは(笑

Re: 初めまして

じゅんいち様
古い蓄音機からは、これまで関わってきた
多くの人たちや、歩んできた長い時間を
感じることができますね。
きっと心に優しい〝気〟みたいなものが
出ているのではないでしょうか。(笑)

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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