日立 Lo-D フルオート・プレーヤー HT-MD55 1980年代

日立のLo-D 
LPジャケットサイズの
フロントローディング・
フルオート・プレーヤー
HT-MD55です。

金属製の丈夫なシャーシで
作られています。
上下にアンプやチューナーを
セッティングして、
タワー型で使用する
コンポのプレーヤーです。

フロントローディング方式なので、
レコードは収納されると
全く外部から見ることができません。
つまり、
マニュアル操作で目的の場所に針を
降ろすことは不可能で、
選曲も含め全てフルオートで行います。

曲間を感知するセンサーに相当自信が
あったのでしょうが、
入手した本機は
その肝心のセンサーが不調で、
色々調整しましたが
結局安定しませんでした。

このLo-Dに限らず他社の類似機種も、
曲間の無音部分を感知する
センサーの精度は
あまり高くない感じがします。
本ブログでもすでに十数台
アップしていますが、
アップできなかった機種も含めると
三十台くらい選曲機能付きの
プレーヤーをいじってきました。
その内、現在も高い精度で
正確に作動する機器は3台程です。

経年的な影響を受け易いパーツを
使用しているのか、
もともと技術的に完成度が
高くなかったのか・・・。
とにかくアナログレコードの
無音部分を正確に
感知するということは
難しいことなのでしょう。

80年代はCDへの移行期で、
一気にレコード離れが進みました。
きっと、レコードプレーヤー達が
「早くて正確な選曲がしたければ
CDにすればいいじゃん」と、
一斉にスネてしまったのが
原因ではないかと推察しています。
(笑)

その他の不具合は、
例によって
トーンアームをスライド移動させる
ための駆動ゴムベルトの劣化です。
楕円形に硬化して、
モーターが回転しても
スリップしていました。
交換するとトーンアームが
嬉しそうに動き始めました。

DDモーターの回転は安定しています。
カートリッジや針の状態も良く、
クリアーなデジタル的なサウンドを
聴かせてくれました。

こういうプレーヤーでは、
やはりプログレを再生したくなります。

1971年の
ELP(エマーソン・レイク&パーマー)
の傑作
「展覧会の絵」より、
A面の一部
(グレッグ・レイクの『賢人』まで)
を鑑賞しました。

今聴いても
演奏技術の高さに感動します。
とても3人の演奏とは思えません。


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まとめtyaiました【日立 Lo-D フルオート・プレーヤー HT-MD55 1980年代】

日立のLo-D HT-MD55、LPジャケットサイズのフロントローディング・フルオート・プレーヤーです。金属製の丈夫なシャーシで作られています。上下にアンプやチューナーをセッティングして、タワー型で使用するコンポのプレーヤーです。フロントローディング方式なので、レ?...

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No title

やっぱフルオートはきびしいんですね。光学的なセンサーなんでしょうか?

EL&Pはタルカスとか展覧会の絵とかはいいんですが頭脳改革ぐらいになっちゃうとアンサンブルが微妙であんま好きじゃないんですよ。俺だけか。

コメントありがとうございます

JackDさま
おっしゃる通り光学センサーです。
各社色々工夫していますが、レコード盤ぼ状態や光の加減で
安定しないことが多いようですね。
それがアナログなんでしょうけど・・・。

ELPはやはり「展覧会の絵」の頃が一番良かったですね。
私はすぐにイエスに行ってしまいました。
またいつかイエスをアップしたいと思いますが、
好きアルバムは聴き過ぎて、結構傷が目立つ盤が多く残念です。

コメントありがとうございました。

No title

日立はオーディオに力を入れた時代がありましたね。
このプレーヤーもその名残でしょうか。
私は型番を忘れましたが、Lo-Dのカセットデッキ(スリーヘッド)を持っていましたが、
CDを集めているうちに妻に捨てられました。
まだ、十分動くのに。
3枚目の画像は何でしょう?
額縁と中の絵のセンスがとても素敵です。

コメントありがとうございます

ミキタカ08さま
カセットデッキは惜しいことをしましたね。
でも、本当に愛着がある機種なら、ネットオークションで
気長にチェックしていると、ほとんどの機種がいつかは出てきますよ。
ジャンクの物がほとんどですが、オブジェとしても楽しめます。
私は、中学の頃使っていたのと同じタイプの、コンパクトな
オープンリールのテープレコーダーをネットで入手して大切にして
います。(分解好きの中学生の手にかかると、高校までもちません
でしたので、せめてもの罪滅ぼしです)

ご質問の額縁の絵は、エマーソン・レイク&パーマーのアルバム
「展覧会の絵」のジャケットを広げたもので、同じ物を2枚持って
いたので、表・裏並べて撮影しました。
とくに表側(上)の額縁だけの方が強く記憶に残りますね。

実は今回の選曲は、ミキタカ08さんがアップしたキング・クリムゾンの
「クリムゾン・キングの宮殿」を受けて、グレッグ・レイクつながりで
選びました。そして、さらには初めは「21世紀の精神異常者」も
録画してELPと一緒にアップするつもりでしたが、つないでみたら物凄く
長くなってしまい、さすがに断念しました。

コメントありがとうございました。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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