オーゴン ポータブル蓄音機P-3 1940年代

オーゴンの
ポータブル蓄音機
モデルP-3です。

ボードに「日英米専売特許」という
プレートが貼られています。
戦争が終わってまもなくして
作られた蓄音機でしょう。

物の無い時代で、
決して上等な素材は使っていませんが、
丁寧に作られています。
やや小振りで、
内部のホーンもコンパクトです。
そのため音量的には少し
控えめな感じです。
大音響の再生音が嫌いな人には
良いかも知れません。
ボディが小さいことを考慮すれば、
なかなかの音質です。
ゼンマイモーターの回転も
安定していて、
一度速度調整すると正確に維持します。

ポータブルの国産蓄音機としては
よくできた製品です。
上蓋内側のレコード収納用ポケットの
「Augon」のエンブレムが、
この小さな蓄音機の格調を
グッと上げています。
胸を張って欧米に
輸出できたことでしょう。

一緒にSP盤のレコードを
30枚近く収納可能な、
金属製のキャリングケースを
入手しました。
内部には厚紙の仕切りが
沢山付いていて、
レコード同士が傷つかないように
なっています。
なかなか手の込んだ作りです。
当時の歌謡曲が一杯入っていました。

その中から一枚、
1947年、
岡晴夫のヒット曲『啼くな小鳩よ』
を聴いてみました。
哀しいラブソングなのですが、
リズムがどこか軍歌っぽく、
復員兵たちが肩を組んで歌っている姿が
イメージできます。

洋楽も聴いてみました。
1940年、
ビング・クロスビーの
フォスター・アルバム
(スティーブン・フォスターの
作曲した曲のみ集めたアルバム)より、
『懐かしいケンタッキーの我が家』と
『夢見る君』を鑑賞しました。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

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オーゴンの蓄音機、たまに骨董市で見かけます。
確かにレコードホルダーの部分がカッコいいと思います。
ただ状態の良い機体は少ないようです。
レコードケースもカッコいいですね。

Re: タイトルなし

じゅんいち様

こんばんは。

オーゴンのポータブル蓄音機は、
何かで検索してヒットしたのでしょうか。
5年も前の記事で、
私もすっかり忘れていました(笑)。
回転速度の調整が大ざっぱで、
ビング・クロスビーが
ボーイソプラノになっていますね(笑)。

同じようなことを
よく続けているものだと、
我ながら苦笑しました。

アクセス、ありがとうございました。

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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