ソニー ステレオ・ターンテーブル・システム PS-Q7 1980年代

ソニーの
フルオートマチック・ステレオ・
ターンテーブル・システム
PS-Q7
1983年頃の製品です。

LPジャケットの約3分の2のサイズで、
LPをセットすると4分の1が
本体に収まり、
4分の3は露出したまま
レコードを再生します。
ソニーのオリジナリティ溢れる、
当時話題になったミニコンポの
レコードプレーヤーです。 

大きさもさる事ながら、
厚さもギリギリのサイズに
まとめています。
内部を見ると、
匠の技が光る狭小住宅のように、
基板やスイッチ類の配置が絶妙で、
美的でもあります。
さすがに、ダイレクト選曲機能を
追加するスペースはありませんが、
基本的なオート機能は備わっています。

DDモーターと上蓋のレコード押さえの
重さで、小型ながら本体の振動を抑え、
安定したレコード再生が可能です。

このPS-Q7はFMトランスミッターが
内蔵されていて、無線で音声出力を
飛ばすことができます。
ただ、入手した本機はそれが不調で、
ノイズを結構拾ってしまい
使用できませんでした。
(動画は通常のフォノ出力使用)

整備は、お決まりのトーンアームを
駆動するゴムベルト交換が
メインとなります。

アクセスは決して難しくは
ないのですが、
直径1センチ程度のゴムバンドの
代用品がなかなかありません。
事務用のゴムバンドや髪を束ねる
小さなゴムリングなど
色々試しましたが、
ちょっとサイズが大きかったり、
滑りやすかったりと、
うまくいきません。
オーダーで作ってもらおうか
迷っているうち、
意外な物が使えることを発見しました。

その名は
「水ふうせん遊びセット」
(ダイソー)です。
小さなふうせん90個と
ミニポンプが入っています。
(要するにお祭りの
ボンボン釣り用のふうせんです)
このふうせんの膨らめ口
(ちょっと折り返している所)
をハサミでカットすると、
丁度良い大きさと弾力の
ゴムリングができます。
邪道もいいとこですが、
とにかくこのPS-Q7には
ぴったりでした。

なお作動した機器は、
DDモーターが不調だが
トーンアームの動きが正常の
ブラックタイプと、
DDモーターは正常だが
トーンアームの動きが不調の
シルバータイプを合体させた
「ジャンク2個ワン」修復です。

まあ、音質重視と言うより、
ハイセンスなスタイリングやデザインを 
「眺めて楽しむオーディオ」
と言えるかも知れません。

こういうプレーヤーでは、
やはりオリジナリティに溢れた曲を
聴きたくなります。

クイーンの1977年のアルバム
「世界に捧ぐ」より、
『ウィ・ウィル・ロック・ユー』と
『伝説のチャンピオン』
を鑑賞しました。

クイーンの全盛期、
世界で1300万枚売れた
驚異のアルバムです。


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SONY PS-Q7

まいどまいど映画の話題ばかりなのもどうなのか・・・ってことで、今日は別の話題でございまする(ΦωΦ)ノにゃ といっても、これまた偏った話題で申し訳ないでごぢゃる・・・m(。≧

コメントの投稿

非公開コメント

No title

記憶媒体がプレーヤーからはみ出しているものは、カセットテープでもCDでもありましたね。他にない個性が物欲を刺激したものです。考えてみればロウ管蓄音機もむき出しなわけで先祖がえりなのかな。

四柱神社そばに「日本ラジオ博物館」が昨日開館したようです。ラジオ内蔵の電蓄がいくつかあるみたいですがお知り合い??

コメントありがとうございます

JackDさま

私の兄がこのPS-Q7を所有していました。
丁度新婚生活を始めた頃で、アンプやチューナーなどと共に
セットで新調しました。
狭いマンションの部屋の片隅のタンスの上のさらに端っこに、
ひっそり積まれていたことを思い出しました。
なるほど、ごちゃごちゃした狭い部屋では、使わない時は
全く目立たず邪魔にならないこのサイズは重宝だったと思います。
センスの良い製品も、置く場所で随分感じが変わりますね。

「日本ラジオ博物館」は私も新聞で知りました。
知り合いではありませんが、今日にでも行って来ようかと思います。

コメントありがとうございました。

No title

PS-Q7と「世界に捧ぐ」のライナージャケットが
インテリアと見事にマッチしていますね。
いずれも1970年代、80年代と今から30年も前の
モノとは思われないセンスが光っています。
ソファとフローリングさらにガラス製でしょうか、透明のテーブルに
ピッタリですね。
その辺のインテリア・デザイナーにはマネできない技でしょう。

コメントありがとうございます

ミキタカ08さま

お褒めいただきありがとうございます。
やっぱりこのLPサイズだからインパクトが
あるんですね。
一度見ただけでしっかり記憶に残ってしまう。
凄い力です。
まさに30センチ×30センチのアート、真剣勝負です。
「クリムゾン・キングの宮殿」や「危機」などの
ジャケットも素晴らしいですね。

コメントありがとうございました。

No title

こんにちは&はじめまして!

SONY PS-Q7 のことを書きたくて探していたらこちらに辿り着きました。

トラックバックのやりかたが分からず・・・こちらのURLとタイトルを載せさせていただいてリンクさせていただきました。

もし不可でしたら消させていただきますのでお知らせください。

懐かしいです・・・30年近く前、持ってました。
高校生だったので、どうやって手に入れたのか・・・親に買ってもらったのかなぁ、あまり覚えてませんが(;´∀`)

画期的・斬新的でカッコ良くて・・・こんな商品もう最近はあまりないのが淋しいですね。

素晴らしい♪

このプレーヤーを2台所有されているとは素晴らしいですね デザイン素晴らしいです 今はなかなかみつからないですね~

Re: 素晴らしい♪

SEEDさま
私はオーディオ機器の内部を見るのが好きで、
専門知識が無いのに、ちょっと覗きたくなります。
このPS-Q7の内部を見た時、
「このサイズに必ずまとめるんだ!」という
開発者の強い意思を感じ感動しました。
この頃のソニー製品には、そんな熱意がヒシヒシと
伝わってくる、技術力も芸術性も高い、
コンセプトのしっかりした製品が多かった気がします。
SEEDさんも好奇心旺盛のようですね。(笑)

コメントありがとうございました。

カートリッジ

ソニー ステレオ・ターンテーブル・システム
 PS-Q7のカートリッジについて。
自分のPS-Q7は、オークションで購入しました。
問題点
現在、カートリッジと針がない。
ネットで、カートリッジ探しましたがありません。

他の商品で、カートリッジ変更出来ないか、アドバイスをお願いします。

Re: カートリッジ

fukushin様

おはようございます。

互換性のあるカートリッジは
分かりません。
本機は、
小さな本体に回路を押し込んでいるため、
不具合も結構多いようです。
今後のメンテを考えて、
ネットでカートリッジ・針付きの
ジャンク品をもう一台入手することを
お勧めします。
それでも正常に作動するかは不明です。
作動しても長く使えるかも不明です。
この頃の製品は、
とくに電子部品の経年劣化が
早く感じられます。
“動けばラッキー”程度に考え、
あまり期待しない方が無難ですね。

お役に立てずすみませんでした。


折角のSONYの個性的なプレーヤーなのに

スペアのカートリッジと針がないというのは痛いですね・・・この通称ヘリプレーヤーはその姿とは裏腹にDDのれっきとしたハイファイオーディオプレーヤーなのですね。

これと同時期のSONYのフラミンゴ、そしてオーディオテクニカのサウンドバーガーは最もクールなポータブルプレーヤーとして日本でも海外でも入手困難になっています。今はこれらと見た目だけが似ているチャイナ製の粗悪品が蔓延っておりますからね・・・

Re: 折角のSONYの個性的なプレーヤーなのに

まも様

おはようございます。

本当にユニークなプレーヤーですね。
このサイズにまとめるための
試行錯誤を考えると、
本当に感心してしまいます。
この時代の技術者は、
手先が実に器用です(笑)。
それでも内部には、
まだまだあちこちに
アナログ的な隙間が残っていますね。
近頃のパソコンの薄さを見ると、
ちょっと恐ろしくなります(笑)。
最近パソコンを新しくしたのですが、
この高性能CPUも5年もすれば
ゴミのようになっているんだろうなと思うと、
デジタル機器のむなしさを感じてしまいます(笑)。
30年しても楽しめるオーディオ機器は、
やっぱ立派です。

コメントありがとうございました。


プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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