アトムレコーダーA-101 ラッカー盤録音 1980年代

レコードカッティングマシン
(アトムレコーダーA-101)で
録音するために作られた
ラッカー盤を入手しました。

現在国内では、
LP盤サイズのラッカー盤を
製造している会社がありますが、
EP盤サイズのものは作っておらず、
大変希少なディスクです。
EP盤サイズのラッカー盤しか
カッティングできない
アトムレコーダーが
市場に出回っていた頃は、
当然普通に購入できたはずですから、
その頃のデッドストック品と思われます。

以前、ラッカー盤の代用品として
プラ板をEP盤サイズに切り、
録音実験しました。
(本ブログ「カッティングマシン」
で検索できます)
プラ板でも十分鑑賞に耐えられる
音質が得られましたが、
本来のラッカー盤では
どんな感じになるのか、
大変興味がありました。
そこで早速録音実験してみました。

ラッカー盤は
薄い金属製のプレートの表裏に
ラッカーを吹き付け、
鏡面仕上げされています。
通常のレコード盤よりやや重く、
鼻を近づけると
ラッカーのにおいがします。

プラ板で何度も
カッティングしていたので、
同じ感覚でレコーディングを始めました。
すると、たちまち軟らかな削りカスが
加熱されたカッター針の周りに
からみつき、モクモク白煙を上げました。
あわててブラシで
取り除こうと試みましたが、
溶けたラッカーがポタっと盤上に落ちて
くっついてしまいました。

プラ板よりも溶けやすい点は要注意です。

さらに、針圧も結構シビアで、
圧がかかり過ぎると下地の金属まで
針が入ってしまい、
引っかかると
カッティングできなくなります。
もちろん圧が弱過ぎても
カッティングできません。
微妙なさじ加減が必要です。
失敗したラッカー盤で練習です。

素手でしばらく触っていると、
しっかり指紋の凹凸が
付いてしまうような
軟らかなラッカー盤は、
相当デリケートなものだと実感しました。

それでも完成したディスクは、
録音素材とほぼ同じ音質で、
十分鑑賞に耐えられるレベルの
レコードになっていました。
当時、自分で楽器を演奏する人や
歌の好きな人などは、
オリジナルのレコードを作って
楽しんでいたことでしょう。
レーベルをパソコンで作り貼り付ければ、
市販のレコードと
見分けがつかなくなります。

録音実験には、
素材として私の娘が小学校2年の時
カラオケで歌った
松田聖子の『恋する想い』を使い、
MDから外部入力で
アトムレコーダーに入力して
カッティングしました。
(親馬鹿承知です)

なお、『恋する想い』は、
松田聖子が1998年に
年下の歯科医師と
二度目の結婚をした際の、
幸せ一杯のアルバム
「Forever」の中に収録されています。
メロメロのラブソングばかりですが、
私の好きなアルバムです。


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非公開コメント

No title

ジャケット、かっこいいじゃないですか。レーベルはどこだろw。聖子ちゃんというとCBSソニーのイメージがあるんですがとっくに移籍してるんですね。

削りかすの処理がたいへんそう。掃除機(バキューム?)かなにかがついてればよさそうです。アームを吸い寄せちゃうからダメかな。
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keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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