ゼニス コブラ オートチェンジャープレーヤー 1950年代

アメリカの
ゼニス・ラジオ・コーポレーション製
オートチェンジャー・
レコードプレーヤー・
コブラです。

大きなスピードメーターのような
ラジオのチューニングパネルが
特徴的で、レトロのいい雰囲気を
かもし出しています。

プラスチック製のボディの機種は
時々見かけますが、
木製でクロスを丁寧に貼り付けた
ボディのものは珍しいと思います。

4スピードプレーヤーですが、
速度はスライド式に可変でき、
微調整も一緒に行います。
レコード盤のサイズを
セレクトレバーで切り替えると、
自動演奏します。
曲の途中でも、
レコードチェンジボタンを押すと、
強制的に次のディスクに変わります。

ラジオの感度は実に良好です。
大きなボディを生かし、
背面にループアンテナを
仕込んでいます。
きっとアメリカでは、
1950年代、
各地にラジオ放送局があり、
結構強い電波を
発信していたのかも知れません。

アメリカから輸入しました。
当初、オートチェンジャーは作動せず、
プレーヤーもノイズしか
再生しませんでした。

この時代のオートチェンジャーは、
ターンテーブルの回転力を利用し、
ギア、バネ、針金を使い、
時計仕掛けのように正確に動きますが、
逆にそのどれかに不具合が生じると、
めちゃくちゃに動き出し、
レコードを傷つけてしまいます。

注意深く調べると、
バネが外れていたり、
電磁石を利用したスイッチが
断線していることがわかりました。
カートリッジも不良で、
小さなトーンアームに収まる
別のものと交換しました。

内部清掃時に、
どのようにしてスピーカーの真ん中に、
ラジオの選局用の指針を
取り付けているのか
確認できました。
(動画でアップしています)
斬新なアイデアに脱帽です。

大型電蓄なみの大きなスピーカーから、
味わい深い温かなサウンドが響きます。

佐良直美の、
1969年日本レコード大賞受賞曲、
『いいじゃないの幸せならば』と、
1967年
日本レコード大賞新人賞受賞曲、
『世界は二人のために』を、
オートチェンジャーで
連続再生して鑑賞しました。

『世界は二人のために』は、
山上路夫作詞・いずみたく作曲です。
『いいじゃないの幸せならば』は、
岩谷時子作詞・いずみたく作曲です。

まさに、昭和らしい名曲です。


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No title

さらっと書いてますが大修理だったのではないでしょうか??
カバーを閉じてしまえば作動音もそれほど気にならなくなりますしシックでオシャレなマシーンですね。アームのデザインがかっこいいです。

コメントありがとうございます

JackD 様
いつもコメントありがとうございます。
釣り好きの従兄は休日になると、この厳しい寒さの中、朝5時に穴場を求めて出かけて行きますが、私の休日も、朝5時からドライバー片手に、丸1日悪戦苦闘しています。
「私の修理」の楽しみは、機器の内部を観察して、とにかくいじくること、そして作り手の様々な知恵やこだわりを見つけることです。
ちょっとした秘密を見つけた気分になります。
好きな舞台の楽屋裏を垣間見るような楽しみです。
もちろん、動かなかったものが動き出した時の感動は、言うまでもありません。
また逆に、動いていたものが動かなくなることも、古い機器ではよくあることです。部品取りで活躍するまで、しばらくはお蔵入りです。

始めまして

始めまして、ゼニスのコブラマチックで検索していたらヒットしましたので
書き込みさせて頂きました。

当方も最近購入したのですが、オート機構が上手く作動しないようで
もし宜しければご教授願えないかと思います。

いきなり質問をズラズラと書くのも失礼だと思いますので、宜しければ
お返事頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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