コロムビア 4スピードグラフォノーラSTL-111 1960年代

私の『お気に入り電蓄』第6位は、
コロムビアの
4スピードグラフォノーラ
STL-111です。

プレーヤー部分とラジオ部分が
独立していて、
ラジオ単独でも使用できますし、
他社のプレーヤーと
接続することもできます。
もちろん、
オリジナルの組み合わせがバランス良く、
上品です。

とてもコンパクトにまとめられていて、
ターンテーブルにLPを乗せると、
大きくはみ出します。

セパレートしたラジオ部分に
スピーカーが入っているため、
しっかりした
スピーカーボックス効果が出て、
音質はとても良好です。

この時代、
4スピードに対応したプレーヤーを
よく見かけますが、
当の〝16回転レコード〟
というものには、
なかなかお目にかかることができません。

以前紹介した、マグナファックスは
確かに16回転録音・再生ですが、
磁気ディスクですので
通常のレコード針では再生できません。

16回転レコードに関する
色々な噂が飛び交う中、
その謎に迫る(大袈裟)
〝幻の16回転レコード〟
を入手しました。

『THE VENTURES /
DANE PARTY SPECTACULAR』
というベンチャーズが演奏する
ダンスパーティー用のアルバムです。

まぎれもなく、アルバムには
「162/3 SUPER LONG PLAY」
と記載されています。

2分20秒程度の
短いアップテンポの曲が、
矢継ぎ早に片面14曲収められています。
約32分連続して踊れるわけです。

ゴーゴーダンスなどは、
色々毛色の違った短めの曲で、
次から次とダンスしたくなるのかも
知れません。
確かにそんな時は、
この16回転の長時間ディスクが
重宝だったことでしょう。

1960年代のアメリカでの
ダンスブームで、
こうした16回転レコードが
沢山作られたと想像できます。
海外レーベルを発売している
日本のレコード会社も、
それに対応した4スピードレコード
プレーヤーを作ったのでしょう。

ただ、ブームが去ると、
すっかり〝16回転レコード〟
の出番がが減ってしまったのかも
知れません。
ダンスホールなどの混雑した環境で
使用されていたダンスレコードは、
扱いも雑で、傷だらけのものが多く、
いつしか世の中から消えていく
運命だったのでしょう。

こうして現存するディスクは
大変貴重です。

さて、実際に鑑賞してみました。
回転の安定しているプレーヤーでは、
16回転でも回転ムラを感じません。
音質も、33回転のレコードと
さほど変わらず、
ノイズも気になりません。

ビートのきいたベンチャーズの
テケテケサウンドを聴いていると、
自然に手足が右・左・右と動き出します。
みなさんも、ご一緒にどうぞ。

16回転のベンチャーズの
ダンスパーティーアルバムから
『PIPELINE』と
『LOVE POTION NO.9』、
45回転のEP盤で
『京都の恋』、
そして33回転のEP盤で
『東京ナイト』を鑑賞しました。


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No title

土曜日はお酌もせずに失礼しました。

ガキの頃、使っていた電蓄(?)が4スピードでしたが持っていたレコードは33/45回転で16/78回転のものは借りたものを含めて見たことがありませんでした。残っていたんですねぇ。
CDの収録時間に慣れてしまうと25分弱のLPレコード片面だとちょっと物足りなく感じてしまいます。30分超だとちょうどいいかな??廃れちゃった規格ですがもったいない気がしますね。サントラなんかだと収録時間を延ばす為にわざとモノラルで録音してたりしますから。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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