コロムビア 4スピードレコードプレーヤーSTー4232A   1960年代

コロムビアの
4スピードステレオレコードプレーヤー
STー4232Aです。

1960年代の
終わりの頃の製品と思われます。
プラスチック製のボディが、
高度成長時代の大量生産を感じさせます。

シンプルな設計ですが、
全体のバランスが良く、
ハイセンスです。
回転も安定していて、
現在も十分レコード鑑賞に耐えられます。

藤圭子、
1970年のヒット曲
『圭子の夢は夜ひらく』と、
1969年のデビュー曲
『新宿の女』を鑑賞しました。

藤圭子は、1960年代終わりから
1970年代にかけて、
まさに一世風靡した天才演歌歌手です。

当時ちょっとおませな小学生だった私は、
藤圭子のハスキーボイスに
すっかり魅了され、
テレビの出演番組をチェックしては、
小さなオープンリールの
テープレコーダーで、
夢中で生録音したものでした。

『圭子の夢は夜ひらく』は
オリコン10週連続1位獲得、
第1回日本歌謡大賞受賞曲です。
アルバム『新宿の女』は
20週連続1位を獲得しています。

アルバム『新宿の女』に
こんな解説が記載されていました。

『彼女は北海道旭川市に生まれ、
幼少の頃から浪曲師の父母とともに
ドサ廻りをして生活した。
彼女の母はそうした苦難の生活が
災いして盲目になってしまった。
中学をでた彼女は
盲目の母の手をとって、
厳しく冷たい夜風に身をさらして
〝流し〟をするようになった。
多分、日本で唯一の〝少女流し〟、
哀しくも可憐な
〝少女流し〟であったことだろう。』

そして、『圭子の夢は夜ひらく』の
レコードジャケットの
下の方には、
『光のプレゼントレコード 
このレコードの収益は
恵まれない人々の施設へ贈られます』
と記載されています。
とても涙なくしては聴けない
レコードです。

我が娘に、
光の名前を付けたのも
母への想いからでしょうか。
娘、宇多田ヒカルを文字通り
光輝くスパースターに
育て上げた藤圭子は、
ファーストクラスで世界中飛び回り、
カジノで大金を使っているようですが、
今ならどんな『聞いて下さい私の人生』
(1976年のシングル曲)
を歌うのだろう。

とにかく、
凄まじい根性の持ち主であることは
間違いありません。


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No title

  このプレーヤーのスピーカーは、前面の左右の音量
ツマミの間に内蔵されているのですね。

コメントありがとうございます

松本様
コメントありがとうございます。
ご質問にお答えします。
このプレーヤーはアンプは内蔵されていませんので、レコード専用の入力端子(フォノ端子)の付いているラジカセとつないで音声出力しています。映像では、プレーヤーの後ろにレコードスタンドも兼ねて置いてあります。
アンプを内蔵したい場合は、真空管一本を使った簡易アンプとスピーカーがセットになったものを、オプションとして購入し、それを追加します。
このプレーヤーにも、そのアンプを取り付けるスペースが内部に確保されていて、底板にはスピーカーをセッティングするための穴も空いています。
この時代の真空管ラジオには、ほとんどフォノ端子が付いていたので、アンプなしプレーヤーとラジオの組み合わせで使用することが多かったのかも知れませんね。
実際の例として、『ビクター 3スピードプレーヤーニッパー号1957年製』や、『テイチク ポータブル電蓄1960年代』などで紹介していますので、ご覧ください。

No title

ご親切なお答え、どうもありがとうございました。
 フォノ端子は昭和50年代後期に大流行した大型ステレオ
ラジカセにも真空管ラジオとはまったく違って、白と赤のピン
ジャックがついていて、この映像で使われているのもその1
台なのでしょうか。
 昭和39年以前に発売された電蓄やレコードプレーヤーは
33,45,78rpmの3スピードの回転数対応機種が主流で
このプレーヤーをはじめ、33rpmよりもうひとつ遅い16rpm
の加わった4スピードの機種も数多く出ていたようですが、
未だにこの回転数のレコードを見たことがありません。
 ビクター、コロムビアやテイチクといった日本で歴史の長い
レコード会社や、老舗の中古レコード店などに聞きましたが
環境音楽がない時代に工場や事務所むけに放送設備会社
がスピーカー取り付けキャンペーンのようなものを展開して
いたときにかけていたバックグラウンド音楽のレコードとか、
昔ダンスホールなどで使われていたジャズやポピュラー・
ムード音楽の一部にあったとか、アメリカなど海外の企画
などなど、答えはさまざまで、最近、このサイトでもつい先日
アップされていたマグナファックスの磁気円盤のために用意
されているのかもしれないと思うようになりましたが、御存知
の範囲内でぜひ教えていただけたらと存じます。



コメントありがとうございます

松本様
16回転のレコードについては、ダンスレコードやクラシックレコードが現存していることは確かですが、私も詳しいことは知りません。
50年代後半から60年代前半にかけてのダンスブームで、アメリカでは一枚で長時間ダンスできる、16回転のダンスレコードが作られたと想像できます。
海外のレーベルを発売している日本のメーカーも、プレーヤーを作る時、そんな16回転レコードにも対応できるよう4スピードを取り入れたのではないでしょうか。
私の所有している16回転のLPを見ると、2分程度の曲が沢山入っています。アップテンポのダンスを踊る時は、2分位で次々に色々な曲を踊りたくなるのかも知れませんね。
確かにそんな時は、ドーナツ盤のオートチェンジャーよりは、16回転のLPの方が重宝です。
ただ、混雑するダンスホールなどではきっとレコードが雑に扱われ、現在も使用に耐えられるレコードが少ないのかも知れないですね。
なお、回転の安定したプレーヤーで再生すると、16回転のLPでも十分鑑賞に耐えられます。正直言って驚きました。
また、いつかアップロードしたいと思います。
それではまた。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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