コロムビア 3スピ-ドラジオグラフォノーラ 1952年製

『私のお気に入り電蓄』第三位。
コロムビアの
3スピードラジオグラフォノーラ
RG-700
1952年製です。

日本を代表する工業デザイナー、
柳宗理がデザインし、
1952年、
毎日新聞社主催第一回
工業デザインコンクール
(現・毎日デザイン賞)
で第一席を受賞した記念すべき
レコードプレーヤーです。

昨年5月、
松本市美術館で開かれた
『柳宗理展』において、
正面の一番良い場所に
展示されていました。
柳宗理の代表作です。
ただし、
美術館に展示されていたプレーヤーは、
スレや傷だらけのボロボロで、
とても動きそうにありませんでした。
私の所有しているものは、
新品のように美しく、
しかも完全に作動します。
美術館を越えたと自負しています。

深みのある黒を基調とし、
前面の白いツマミと、
横長のガラスのチューニングパネルが
絶妙なバランスで配置され、
時代を全く感じさせない
モダンな印象を受けます。

ターンテーブルの操作ツマミは、
実に使いやすい形状で、
なおかつ柳宗理の遊び心を感じます。

入手した時は全くの不動でしたが、
丁寧に調べていくと、
たった一か所の断線が原因と
わかりました。
動かなくなってすぐ、
お蔵入りしてしまったのでしょう。
ほとんどデッドストック状態で、
断線をハンダ付けすると、
当時にタイムスリップしたかのように、
元気によみがえりました。

その音を聴いた時の
驚きと感動は忘れられません。
大きなボディの中は、
回路をコンパクトにまとめ、
空間を広く確保し、
一つのスピーカーボックスとして
音質の向上をはかっています。
クリアーでメリハリのある良い音です。

デザイン、音質共に、
世界を代表する名機です。

ビル・エヴァンス・トリオと
スウェーデンの歌手
モニカ・セッテルンドが
共演したアルバム
「ワルツ・フォー・デビー」
(1964年)から、
『カム・レイン・オア・カム・シャイン』
『ビューティフル・ローズ』、
阿川泰子のアルバム
「サングロウ」(1981年)から、
『イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ』と
『シニア・ドリーム』を鑑賞しました。


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No title

名前ぐらいしか知らない不勉強者なのでgoogleってみましたら彼の出世作なんですね。その割にHPでもモノクロ写真扱いなので不思議です。動態保存されているモノが少ないということでしょうか。お宝度が高いですね~。ホントに綺麗なプレーヤーです。

No title

数々の貴重なコレクション。しかも現役!。
私は兄ィの影響でプログレだいすきデス。
ジャンミッシェルジャール、ピンクフロイト、ヴァンゲリス、etc。
でも オールドフィールド一筋デス。w
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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