バンロック レコードカッティングマシン 1980年代

バンロック
レコードカッティングマシン
(Vanrock Recorder)です。

7インチ(17センチ)
シングル盤専用の、
カッティングマシンです。

アナログレコードファンにとっての
究極の憧れ、
それはオリジナルのレコードを
自分で作ることです。

もちろん現在でも、
オリジナルレコードを
受注生産している会社がありますが、
やはり少々お値段がよろしいようです。
とは言え、
個人でカッティングマシンを
所有するというのはさらに不経済です。
(ベスタクスの新しい
カッティングマシンは124万円)
そこで、かつて活躍していた
ポータブルのカッティングマシンを整備し、
その雰囲気を楽しむことにしました。

バンロックのレコードカッティング
マシンはモノラル録音のみですが、
オート機能で簡単にシングル盤の
レコードを作製できます。

通常のレコードプレーヤーと
同じくらいのサイズで、
しっかりしたポータブルの設計です。
きっとあちこち出張して
レコードを作製していたのでしょう。

本来は、
ラッカー盤と呼ばれる専用のディスクを
カッティングするのですが、
国内では7インチのものは
製造していないので、
ホームセンターやホビー店で
代用品を探しました。

アクリル板や下敷きなど
色々試行錯誤し、
結局100円ショップの
B4硬質カードケースに
落ち着きました。
これだと、
ドーナツ盤2枚分のスペースがあるため、
計4枚作ることができます。

始めに無音部分を少し入れてから、
レコーディングを開始します。
カッティングマシンの針先は
ヒーターで加熱され、
ディスクを刻みやすくしています。
削りかすが見る見るうちに
たまっていきます。

出来上がったディスクには、
確かに細かな溝が刻まれています。
実際に再生してみると、
スクラッチノイズが多いながら、
まぎれもなくオリジナルレコードに
なっていました。
自分で作る楽しさを、
十分味わうことができました。

サンプルとして、娘が7歳の時、
私と一緒にカラオケで歌った
『True Love Story』
(郷ひろみと松田聖子の
デュエットで話題になった曲)
をレコーディングしています。
(親馬鹿承知です)
再生プレーヤーは、
以前紹介したナショナルの
SG-503Nです。


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No title

あ○ちゃん?

それはともかく、これはなかなかのコレクターズアイテムですね。存在は知っていましたが作動するところは初めてみました。アナログなのになぜかデジタルっぽい感じがする不思議な雰囲気です。

バンロックの針圧について

はじめまして。バンロックの情報を探していたらこのブログに出会いました。
大変参考にさせて頂いています。
私も同じバンロックを最近入手しました。
しかしカッティングスタートして間もなく同じ溝をグルグル回り先に進まなくなります。
針が鋭すぎるのか、針圧の問題なのか、壊れてしまっているのか…悩ましいところです。
keiai様はそのようなことに出くわしたことはなかったでしょうか?

Re: バンロックの針圧について

てつや様

初めまして。

メール読ませていただきました。
針圧も結構デリケートですが、
ターンテーブルをスライド移動させるための
駆動ベルトが劣化して緩んでいるかも知れません。
もし、チェックしてなければ、
最初に確認した方が良いかと思います。
ターンテーブルのゴムマットを外し、
穴に指を入れてグッと持ち上げ
ターンテーブルを外してみてください。
駆動ゴムベルトのかけ方は下記の
アトムレコーダーの記事の中の写真を
参考にしてください。

http://keiai1515.blog51.fc2.com/blog-entry-253.html

劣化していれば交換が必要です。
やや強めのゴムバンドで代用できます。
(付けっぱなしですと2年もすると
伸びて変形します)

内部も一度チェックして、
機械部分に注油すると安心かと思います。

針圧が強過ぎると、確かに盤に引っかかって
うまくカッティングできませんが、
硬質ハードケースやプラバンで代用する場合は、
やや強めの針圧でも十分だと思います。
適切な針圧に関しては、
私もよく分かりません。
私は針圧の不足を感じたら、
ちょっと重石をアームに乗せて調整したりしますが、
もともと針圧の調整は出来ないような構造です。

まあ、色々いじってみてください。
もちろん自己責任で(笑)。

本当にユニークなメカを作ったものですね。
カラオケブームの頃に活躍したのかも
知れませんね。

音質的にはあまり多くを望まず、
“雰囲気を楽しむ”くらいの気持ちなら
結構遊べます(笑)。

コメントありがとうございました。。
プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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