ビクター ラッパ型蓄音機 ビクターⅢ(3号) 1904年製

ビクターの
ラッパ型蓄音機 
ビクターⅢ(3号) です。

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ビクター・ラッパ型蓄音機 
ビクターⅢ(3号)

立派な木製ホーンが本体にマッチし、
気品と風格を感じます。
100年を超える年月を経て
私の手元に届くまで、
このビクター3号にも様々なドラマが
あったことでしょう。
まさに「浪漫紀行」を感じます。

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美しい木製ホーンは金属よりも軽量。
ラッパから出てくるサウンドはマイルド。

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オリジナルのビクター・エキシビション・
サウンドボックス。
完成度の高さに敬服します。

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強力な2丁ゼンマイモーター。
110年の使用に耐え、今でも回転は
安定しています。

ビクターのラッパ型蓄音機1号から5号までの
当時の広告が、「The Talking Machine」という雑誌に
載っていました。
それによると、ビクター1号は当時25ドル、
3号は40ドル、5号は60ドルと段々高額に
なっています。
ラッパはセレクトでき、
色も有料で変更可能でした。

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ビクター2号とビクター3号の広告
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ビクター5号に木製ラッパを付けた広告

当時人気のオペラ歌手を使い、
「肉声とレコードの声、
今のはどっちかわかりますか?」と
ラッパ型蓄音機の再現性の素晴らしさを
PRしています。

ビクターの蓄音機は、商標権の関係で
数年前より米国からの個人輸入が困難と
なっていますから、こうした状態の良い機種は
大変貴重です。
大切に動態保存していきたいと思います。

芸術鑑賞の秋、
お気に入りの蓄音機を展示している
我が家の小ホールで、
ミニミニコンサートです。

エディット・ピアフの『枯葉」 (1945年)、
ルイ・アームストロングの
『キッス・オブ・ファイヤー』(1952年)を
鑑賞しました。

圧倒的にパワフルな音量に、
ビデオカメラの方のキャパが超え、
やや音割れするほどです。
とても100歳超えには思えません。


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ビクター・ラッパ型蓄音機
ビクターⅢ(3号)

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エジソン、コロムビアの蓄音機と共に

ご利益のありそうな写真をお福分け
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初冠雪を迎えた富士山。
台風一過の雲一つない青空を背景に、
変わらない美しさでそびえ立っていました。
眺めているだけで心が安らぎます。
(2014年10月17日 山中湖にて撮影)
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ジャンル : 音楽

パイオニア フルオートマチック・ステレオ・ターンテーブル PL-X9 1980年代

パイオニアの
フルオートマチック・ステレオ・ターンテーブル
PL-X9です。

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パイオニア・フルオートマチック・
ステレオ・ターンテーブルPL-X9

私はこのPL-X9の大ファンで、
これが3台目です。
残念ながら前の2台はプログラム選曲機能が
不安定になり始め、もう休ませてくれと
言っているようです。

PL-X9 PL-C7
ファンの困った心理。
段々増えていく。

高性能機器が電気系統の不具合を生じると
私には全くお手上げで、
気長に作動する同機種がオークションに
妥当な価格で出品されるのを待つしか
ありません。

まあ、現在作動していても30年物ですから、
いつ機能停止しても文句は言えません。
電子部品がびっしり詰まっているような、
当時相当高額だった機種ほど、
ある時あっけなく作動不良を起こします。

ジャンク扱いで出品されていたこのPL-X9は、
ターンテーブルをスライド移動させるための
駆動ゴムベルトの交換は必要でしたが、
それ以外は正常に作動しました。
もうしばらくは楽しめそうです。

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内部は高気密状態

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駆動モーターまでのアクセスは少々面倒

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劣化した駆動ゴムベルトが滑車から脱離。
たったこれだけでこの高性能機種は
全く使用できないジャンクとなってしまう。

極限までコンパクト設計を追及した
パイオニアPL-X9。
スイングアームの流れるような動きや
プログラム選曲機能の高い精度を、
もう一度見られただけで十分満足です。

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MCカートリッジが美しい高音質サウンドを
聴かせてくれました。
開発者に改めて大きな拍手を送ります。

駆動ゴムベルトを交換し、滑らかで静かに
スライドするテーブルを見ていたら、
工藤静香の歌を聴きたくなりました。(ダジャレです)

全曲中島みゆき作詞作品を収めた
工藤静香のアルバム「静香」より、
『FU-JI-TSHU』を試聴しました。
初めて駆動ゴムベルトの交換をする人の
参考になるよう、手順も記録しておきました。


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さらに、プログラム選曲機能を用い、
ビル・エヴァンスのアルバム「AFFINITY」より
『Sno'Peas』『And Roses』を鑑賞しました。

アフタヌーンティーが美味しくなる一枚です。


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パイオニアPL-X9をダイヤトーンX-1000の
アンプにつないで出力してみました。

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工藤静香「静香」 ビル・エヴァンス「AFFINITY」

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

シルバートーン Hi-Fi・デュアルスピーカー・ラジオ・レコードプレーヤーNo.7045 1950年代

シルバートーンの
ラジオ付きのオートチェンジャー電蓄
(シルバートーンNo.7045)です。

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シルバートーン・Hi-Fi・デュアルスピーカー・
ラジオ・レコードプレーヤーNo.7045

以前入手した類似機種(No.8045)には、
45回転用オートチェンジャー・スピンドルが
欠品しており、自作のアダプターなどで対応して
いましたが、ようやく専用のスピンドルを手に
入れました。

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中央がオートチェンジャー用スピンドル

ところが、ターンテーブルの方の
オートチェンジャーのメカニズムに必要な
アイドラーが劣化してボロボロで、
これの修復に苦労しました。

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中央あたりの大きなアイドラーが
オートチェンジャー用で、ターンテーブルの
回転力をトーンアームの移動力に変える。

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オートチェンジャーのメカニズム。
トーンアームを持ち上げる時に
強い力が必要で、アイドラーは単純な
円形でなく特殊な形状をしている。

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このアイドラーのゴムが割れたり剥がれたり。
木工用ボンドで足したりヤスリで削ったりを
100回近くこまめに繰り返す。
画面の上部の何気ないゴムの凹みが、
オートテェンジャー機能の要となる。

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復活したオートチェンジャー

オートチェンジャーの不良は苦労の割に
良い結果につながらないことが多く、
正常作動した時は我ながら感動しました。

真空管の接触不良が強いノイズの原因と判明し、
調整の結果驚くようなパワフルでクリアーな
サウンドが蘇りました。

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大きな2個のスピーカーが、
歪の無い良い音を響かせた。

アメリカの広い屋敷やダンスホールで、
若者たちが明るい笑顔で踊っている姿が
イメージできる電蓄です。

オートチェンジャー機能を使い、
石原裕次郎の『赤いハンカチ』(1962年)、
『ブランデーグラス』(1977年)を鑑賞しました。


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あまりに良い音で嬉しくなり、
別の日に再度裕次郎の曲を
オートチェンジャーで鑑賞しました。
『銀座の恋の物語』
(1961年 牧村旬子とデュエット)と
『夜霧よ今夜も有難う』(1967年)です。


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明るい部屋が一気に
ナイトクラブに変わります。

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石原裕次郎のEP盤
『赤いハンカチ』『ブランデーグラス』

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石原裕次郎のEP盤
『銀座の恋の物語』『夜霧よ今夜も有難う』

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シルバートーン・ラジオ付き電蓄の姉妹品。
左がNo.7045、右がNo.8045。
部品はほとんど同じなので、修理時には
両者を比較しながら作業を進められ助かります。

テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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