エジソン・スタンダード・フォノグラフ(エジソン蓄音機) 1903年製 

エジソン・スタンダード・
フォノグラフ(エジソン蓄音機)
A型、1903年製です。

貴重なブランクのロウ管を入手したので、
早速録音実験をしてみました。
録音装置(エジソン・レコーダー)は
所有していたのですが、
なかなか2分のブランクロウ管が
入手できず、
録音はずっと保留になっていました。

エジソン・レコーダー(録音装置)
エジソン蓄音機用録音装置
エジソン・レコーダー

録音用ブランクロウ管(2分用)
録音用のブランクロウ管(2分用)

録音用のダイアモンド針とロウ管
録音用のダイヤモンド針とロウ管

録音時は
エジソン・レコーダーを用いますが、
再生時は再生装置(リプロデューサー)に
交換しないといけません。
一台で行う場合は、
その都度ラッパも外さなければならず、
大きなラッパだと結構手間です。


戦いの歌を吹き込むインディアンの勇士
「LIFE ライフ/人間と科学シリーズ 
音と聴覚」
(タイムライブックス日本語版)に、
大きなラッパに向かって
戦いの歌を吹き込んでいる
インディアンの古い写真が
載っていました。

写真の蓄音機は、
電気モーターで稼働する
タイプのようですが、
大きな蓄電池が写っていたので、
宣伝を兼ねてあちこち出張して、
色々な音を録音していたのかも
知れません。
まさに録音実験という感じの写真です。

私も、この写真のように
大きなラッパで吹き込みたいと
思いました。

録音実験は、
例のごとく「寅さんの口上」です。
ロウ管が2分用なので、
口上も短縮バージョンで録音しました。
100年前にタイムスリップして
録音しているような、
ちょっと不思議な体験でした。
  
「音を蓄える」、
まさにこれが蓄音機の原点です。

ロウ管録音中  ラッパに向かって大きな声で吹き込みます
ロウ管録音中  
ラッパに向かって
大きな声で吹き込みます

エジソン・スタンダード・フォノグラフ(エジソンのロウ管式蓄音機)
エジソン・スタンダード・フォノグラフ
(エジソンのロウ管式蓄音機)



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制限されているようなので、
You Tubeにアップした同じ動画を
貼り付けておきます。
経営的に厳しいのかな・・・。

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テーマ : コンサート
ジャンル : 音楽

ディクタフォン ディクテイティング・マシン モデル10X 1920年代  エレクトロニック・A・Eモデル 1940年代

ディクタフォンの
ディクテイティング・マシン
(口述筆記用録音機)モデル10XタイプA、
1920年代の製品です。
    
エジソン社のエディフォンと
基本的には同じ構造で、
使用方法も同じです。
録音用のロウ管も互換性があります。
(以前アップした映像は
「エジソン エディフォン」
でグーグル検索できます)
テープレコーダーが普及するまで、
長期にわたり事務用の口述筆記用
録音機として活躍してきました。

駆動モーターは電動式ですが、
録音・再生は電気増幅を行いません。
録音時は送話口に向かって
やや大きな声で吹き込み、
再生時は送話口を耳にあてて聴きます。
事務用機だけに、
ロウ管のどの部分から録音したか
分かるような工夫がされています。

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ディクタフォン 
ディクテイティング・マシン 
モデル10X タイプA

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ディクタフォンと
エジソン社のエディフォン 
構造や使用法はほぼ同じ

電気モーター
電気モーターで駆動

もう1台、
送話口をマイクロフォンに変え、
真空管による電気増幅回路を内蔵した
1940年代後半のモデルも紹介します。
電蓄のピックアップと類似した
録音・再生装置を使い、
丁度レコードのカッティングマシンと
同じ方法で録音します。
マイクは再生時には
スピーカーとして使います。
音量調整も可能となります。

マイクのセレクターらしきものや、
ディクタフォンの小型スピーカー、
フットスイッチなど、
このディクタフォンと一緒に
入手しました。
会議などで使っていたのかも
知れません。

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1920年代のディクタフォンと
1940年代のディクタフォン

電気増幅タイプ
1940年代のディクタフォンは
マイクを使い電気増幅して録音

ディクタフォン 内部
真空管電蓄のような内部

残念ながら、
この時代の電蓄のピックアップが
ほとんど不良のように、
本機種の録音・再生装置も
内部が腐食しており、
使用できませんでした。
それでも、
1920年代の録音・再生装置と
全く同じ規格で作ってあり、
そっくり交換することができました。
もちろん小さな音ですが、
送話口を使った録音・再生は
可能でした。

録音・再生装置
録音・再生装置は、
20年代も
40年代(電気増幅タイプ)も同じ規格

このディクタフォンも、
エディフォン同様、
現在も作動している機器の映像は
検索してもなかなか見つかりません。
そこで私が世界にさきがけ
録音実験をして
アップしようと思いました。(笑)
アーカイブです。

ディクタフォンと一緒に
録音用ロウ管も入手したのですが、
やはり当時の所有者が
録音していました。
(もちろんアメリカ人)
意外にも、
お父さんが子どもと
ふざけあっている声や、
歌などが入っていました。
(「シャーラップ!」とか聞こえました)
    
録音済みのロウ管は使えないので、
埼玉県にある蓄音機専門店に出向き
シェービングして頂くことにしました。

ちなみにお店のホームページは
「蓄音機、根岸のぺージ」
http://www.kottoya.ne.jp/ 
です。

録音したロウ管の音溝を、
専用のシェービングマシンの
がっしりした刃で削ぎ取ります。
文字通り〝削除〟です。
シェービングしたロウ管は
ブランク状態で
再度録音可能となります。

シェービング
ロウ管のシェービング(操作は根岸氏)
録音したロウ管の表面を削り取り
再使用します

録音実験はお決まりの「寅さんの口上」
(映画「男はつらいよ」で
渥美清が啖呵バイをする時の口上)
を吹き込みました。

送話口を耳にあてれば、
これでも結構聞き取れますが、
指向性の無いビデオのマイクでは
ノイズにかき消されそうです。
大きいラッパを付けて
再生してみましたが、
録音時の音量が小さいため、
送話口からの音量と
ほとんど変わりませんでした。

ディクタフォンとラッパ
ディクタフォンに
エジソンのラッパを付けてみました  

まあ、90年の歳月を考えると、
当時と同じように使用できただけでも、
本当に素晴らしいことです。
感激してディクタフォンに向かって
手を合わせたくなりました。
    
うだるような暑いお盆の一日。
夏休みの自由研究が終わりました。


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You Tubeにアップしたものを
貼り付けました。
こちらの方でご覧ください。
FC2動画の方は、
しばらく様子をみたいと思います。




テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

アカイ コンピューター・コントロール・プレーヤー AP-M5 1980年代

アカイの
コンピューター・コントロール・
プレーヤー・システム
AP-M5です。

モーターはダイレクト・ドライブ、
トーンアームはリニアではなく
スイングアーム方式を採用しています。
カートリッジはオルトフォンを使用し、
針圧や
アンチスケーティングも調整可能で、
オーディオファンを
十分満足させてくれます。

プログラム選曲機能はありませんが、
その分シンプルに
フロントパネルをまとめ、
アカイらしい誠実な印象を与えます。
涼しげな外観とは裏腹に、
内部はプリント基板がびっしりで、
もはやブラックボックスです。
注油すらできない高気密状態で、
眺めただけで再び蓋を閉じました。

明らかに現代のデジタル機器に近く、
サウンドもクリアーで
CDと錯覚します。
オルトフォンのカートリッジと
スリットの入ったターンテーブルの
マットが欲しくて、作動未確認の
ジャンク品で入手しましたが、
全く問題無く正常に作動しました。
品質の高さを感じます。
またアカイのポイントが上がりました。

1980年公開の仏映画で、
ソフィー・マルソーのデビュー作となる
「ラ・ブーム」より、
リチャード・サンダーソンが歌った
『愛のファンタジー』と、
1982年公開の続編
「ラ・ブーム2」より、
クック・ダ・ブックスが
歌った『恋する瞳』を鑑賞しました。
ハート型のレコードがオシャレでした。

1000本を超えるマイ・ビデオリストを
チェックすると、
「ラ・ブーム」はβビデオで
録画していました。
懐かしくなり再生してみると、
82年にテレビ東京の「木曜洋画劇場」
で放送したもので、河野基比古が解説
していました。
映画の合間に結構懐かしいCMが
入っていました。
史上最年少三冠王に輝いた29歳の
若かりし落合博満(当時ロッテ)が、
育毛剤のCMに出ていました。
30年前の多岐川裕美や岸本加世子や
大場久美子、みんなピチピチです。
小さな3人の息子や夫人と一緒に、
岡田眞澄も出演していました。
車のCMにアラン・ドロンや
北大路欣也が映っていました。
ヒットした歌謡曲同様、
CMも時代を反映しています。

いつしか本編を飛ばして
CMだけ観ていました。


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オルトフォンのカートリッジが付いていました
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ハート型のレコードがオシャレです

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愛用のパイオニアBeta hi-fi 
元気に動いています

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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