パイオニア ステレオ・レコード・プレーヤー PL-C7 1980年代

パイオニアの
ステレオ・レコード・プレーヤー
PL-C7です。

この前紹介したパイオニアのPL-X9と
ほぼ同規格のボディで、
パッと見ただけでは見分けがつきません。
(本ブログの検索フォーム
『パイオニア』で関連機器の検索可能)

プログラム選曲機能が無いので、
PL-X9のような8個の選曲ボタンが
フロントにありません。
操作ボタンは、
スタート・ストップボタンや
リピートボタンなどシンプルです。

ところが、内部を見るとその違いは
歴然としています。
PL-X9のように隙間なく詰まっていた
プリント基板は見当たらず、
むしろスカスカという感じです。
プログラム選曲機能や曲間を
検知する機能のための回路が、
いかに複雑かがよく分かります。

仕様も随分異なり、
ダイレクトドライブではなく
ベルトドライブだったり、
トーンアームも
フロントローディングする
ターンテーブルにギアをかませた、
機械仕掛けでの駆動だったりします。
つまり極めてアナログ的です。
それでも正確に作動しています。

当初ジャンク品として、
不動の状態で私の所にやって来ました。
例によって原因はスライドテーブルの
駆動ゴムベルトと、ターンテーブルの
駆動ゴムベルトの劣化です。
交換時の様子を動画で
アップしておきました。

メーカー側では、
こうしたゴムベルトを何年位の
耐用年数と想定していたのだろう。
交換することを前提にして
いないような、一番奥まった所に
設置されている設計を見ると、
ゴムの品質に相当自信があったと
想像します。

ちなみに、
ターンテーブルの駆動ゴムベルトは、
一般的なプレーヤーでは二つ折りにして
30㎝位のものが多く、
使っていないプレーヤーから
借りてくることもできますが、
このPL-C7では
二つ折り25㎝位と短く、
30cmのものではゆるゆるで
代用できません。
仕方なく市販のゴムバンドの
長めのものを、2本つなぎ合わせて
使用しています。
接着には瞬間接着剤を用いますが、
重なり部分が厚くならないように、
あらかじめ接着面のゴムを半分の厚さに、
ダイソーの電池ルーターを使い
削ぎ取ってから接着しています。

スライドテーブルの駆動ゴムベルトは、
普通の輪ゴムで代用できます。

もちろん駆動ゴムベルトは、
純正のものが一番安定していて安心です。
自作ゴムベルトはやはり厳密に言えば、
少々ワウが出てしまいます。
まあ、それも愛嬌ですが・・・。

マイケル・ジャクソンの
ピクチャーレコードを入手しました。
絵は良いのですが
音が今一つ良くありません。
PL-C7はむしろEP盤の方が
様になる気がしますので、
ジャケットもカッコイイEP盤で
『ビリー・ジーン』と
『ビート・イット』を鑑賞しました。
共にマイケル・ジャクソン作詞・作曲、
1983年のヒット曲です。


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テーマ : マイケル・ジャクソン
ジャンル : 音楽

日立 ソリッド・ステイト・ステレオ・フォノグラフ DPQ-251 1970年代

日立の
ソリッド・ステイト・ステレオ・
フォノグラフDPQ-251です。

軽量プラスチック製で、
EP盤のレコードをターンテーブルに
乗せたまま蓋が閉められるサイズに
上手にまとめています。
白と黒のコントラストが美しく、
全体の白黒配分も理想的です。
トーンアームやツマミの配置、配色、
形状も良く、操作性も良好です。

量産し易く、なおかつ個性的・
魅力的な形に仕上げることは、
プラスチックの成型技術と
デザインセンスの高さが求められ、
安価でも良い製品を作ろうと
各社競い合っていたことでしょう。

機能的には音量調整(左右独立)
のみで、トーンコントロールも無く、
まさに原音に忠実です。

左右のスピーカーがしっかり
セパレートされているので
ステレオ効果は十分で、
さらにボディの容量が結構あるので
中低音も出ています。
もちろんプラスチックのボディの
共鳴音はカジュアルな感じです。

リビングには父親が大事にしている
大型ステレオがあるけれど、
自分の部屋にもプライベートの
プレーヤーが欲しい。
そんな〝中高生のためのステレオ〟
という感じです。

ノリのいい曲を聴きたくなりました。
イギリスの姉妹グループ、
ノーランズの
『セクシー・ミュージック』と、
日本の兄弟(男4女1)グループ、
フィンガー5の『学園天国』、
『恋のダイヤル6700』を
鑑賞しました。

ノーランズの
『セクシー・ミュージック』は
1981年の東京音楽祭世界大会で
グランプリを獲得し、
日本でも大ブレイクしました。
私もメンバーの名前を言えました。

フィンガー5の
『学園天国』は1974年に、
『恋のダイヤル6700』は
1973年にミリオンセラーとなり、
まさに一世を風靡しました。
共に、阿久悠作詞・井上忠夫作曲です。
今聴いても、本当に斬新な楽曲です。
四男アキラの歌唱力には圧倒されます。

活気に満ちた時代の、
爽やかなパワーを感じます。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

英国 グラモフォン ポータブル蓄音機 HMV102 1930年代

言わずと知れた
ポータブル蓄音機の名機、
イギリスのグラモフォン社製
HMV102、
1930年代の製品です。

質の良い黒のクロス貼りが
いかにも紳士的で、
蓋を閉めた状態では、
ちょっと小振りの上品な
トランクのように見えます。

施錠部を開閉してみるだけで、
すぐに全てのパーツの品質の良さを
想像できます。
実際、どのパーツに触れても
「良い物を使っているなぁ」
と実感できます。

上蓋内側にお馴染みの
『His Master's Voice』の
トレードマークが印記されていて
風格を感じます。

サウンドボックスをはじめ
全てのパーツがオリジナルで、
クロムメッキされた部分は
どこもピカピカです。

ゼンマイの巻き上げ、
オートストップ機能も
極めて良好です。

大切に保管していたHMVの
オリジナル鉄針を付けて、
レコードを再生してみました。

小さなボディからは
想像もつかないほど迫力ある、
メリハリの利いた良い音を
響かせてくれました。
さすがです。
大きな音なのに決して耳障りではなく、
どこか温かく胸の奥にしみ込みます。

一度電気信号に変換され、
トーンコントロールされた音とは
根本的に違った音と
言えるかも知れません。
肉声に近い優しさが感じられます。
これが蓄音機の醍醐味です。

もちろんSP盤で、パティ・ペイジの
『貴方は私のもの』、
『泪のワルツ』と、
ドリス・デイの『ドミノ』、
『センチメンタル・ジャーニー』
を鑑賞しました。

『貴方は私のもの』と『泪のワルツ』
は1952年発売盤です。
パティ・ペイジのピクチャーレーベル
がきれいです。
ラブソングですが、
やはりSP盤の録音のせいか
力強く歌っています。

ドリス・デイの『ドミノ』は、
1950年のアンドレ・クラヴォーの
シャンソンをカヴァーしたものです。
個人的にはビング・クロスビーの
カヴァーがドラマチックで好きです。
以前、ラッパ型蓄音機
イングランド ディスク グラフォフォン
でアップしました。
「ディスク グラフォフォン 」
でグーグル検索できます。
聴き比べてみて下さい。

『センチメンタル・ジャーニー』は
1944年の同名の映画の主題歌です。
初めての大ヒットとなりました。
まあ世代的には、
「伊代はまだ16だから・・・」
と歌った松本伊代のデビュー曲
『センチメンタル・ジャーニー』
の方が懐かしいですが・・・。
伊代はもう46になりました。

今回改めて、
HMVポータブル蓄音機の
表現力の素晴らしさに感動しました。
SP盤を再生する蓄音機としての、
まさに〝円熟〟
とも言える一つの完成形を
ここに見た気がしました。


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テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

ケンウッド フルオートマチック・ターンテーブル・システム  P-3J 1989年製

ケンウッドの
フルオートマチック・ターンテーブル・
システムP-3Jです。
 
この前、ケンウッドKP-07との
組み合わせでアップしたシステムコンポ
〝ロキシーシリーズ〟で使用できる
レコードプレーヤーです。
つまりシステムケーブルで接続すると、
リモコン操作が可能となります。

技術的には決して難しくないと
思うのですが、意外にリモコン操作
できるレコードプレーヤーは少なく、
何となくわざとアナログレコード
プレーヤーのお約束として、
本体のボタン操作のみに
しているような気さえします。

レコード両面自動再生や
プログラム選曲などができる
プレーヤーなら、専用リモコンが
あっても良さそうなのですが・・・。
やはり、誤操作した時レコードを
傷つけてしまうことを心配して、
緊急停止できるように本体の近くに
待機させたいのかも知れません。

P-3Jのリモコン操作は
フルオート時のスタートと、
演奏途中で停止させるストップの
2つだけです。
レコードが終われば自動的に
トーンアームが戻るのは
他のプレーヤーと同じです。
これなら誤操作の心配はまずありません。

トーンアームの脇に、
マニュアル昇降用のレバーが
付いているので、
任意の場所に針を降ろしたい時は
手動で行います。

音量調整やサラウンド切り替え、
イコライザーの調整、
もちろんCDやチューナーの操作も、
同じリモコンで行うことが可能で、
デーンと横になり、
カウチポテト状態で聴きたい、
私のようなズボラなレコードファンに
とっては、何よりの極楽機能です。

プレーヤー自体はいたって
シンプルな設計で、
特記すべきこともありません。
この頃は当然、
CDがメインになっていましたから、
レコードプレーヤーの方がオプションで、
15000円位で別売だったと思います。
音質は、
アンプやスピーカーの性能に助けられ、
デジタル的でシャープなサウンドです。

70年代のフォークや
ニューミュージックを
このプレーヤーで聴きたくなりました。

井上陽水の1973年のヒット曲
『心もよう』と、
1973年の厚生年金小ホールでの
ライブを録音したアルバム
「もどり道」から
『人生が二度あれば』を鑑賞しました。
どちらも陽水の作詞・作曲です。
弾き語りギターのストローク一つ一つに
魂を感じます。

また、チューリップの
1979年のヒット曲
『虹とスニーカーの頃』と、
1976年の『風のメロディ』も
鑑賞しました。
作詞・作曲は財津和夫。
『風のメロディ』は姫野達也も一緒に
作曲しています。
ハーモニーが美しく、
心地良く耳に残ります。

「根暗フォーク」だとか、
「軟弱ニューミュージック」
だとか悪口を言って、
仲間とハードロックを大音響で
演奏していた高校時代も、
家で一人で歌うのは、
陽水の『東へ西へ』や
チューリップの
『サボテンの花』だったりしました。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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