パイオニア フルオートマチック・ターンテーブル PL-X9 1980年代

パイオニアの
フルオートマチック・ターンテーブル
PL-X9です。

『パイオニアPL-X9』
でグーグル検索すると、
以前アップしたハイファイセットの曲を
再生した映像が見られます。

ところがその後、
このPL-X9が突然
機能停止してしまいました。
古いオーディオ機器の
寿命みたいなもので、
記録映像を残したものは、
あまり無理せずお蔵入りにしています。

ただ、非常に良い製品なのでその前に、
この機器を生かして修理できそうな
同タイプのジャンク品を探していました。
それがようやく
ネットオークションに出品され、
1000円で入手しました。

PL-X9はとても完成度の高い機種で、
高機能を維持しつつ極限まで
コンパクトに設計されており、
作り手の熱意をひしひし感じます。
ところが、ひと度修理しようとすると、
パズルのように交錯した基板や
配線や部品が大きなネックとなります。

ジャンク品の不具合は、
フロントローディング式の
ターンテーブルが動かない点で、
テーブルが出てこないと
全くレコードを再生できません。

ズシっと重いターンテーブルを
頻繁に出し入れすることは、
駆動モーターやゴムベルトには
かなりの負担がかかると思われ、
このあたりの不具合が多いようです。

今回は、
スライドテーブルを動かすための
ゴムベルトの交換手順を
録画しましたので、
同タイプのジャンク品の修理を
自分で行いたい方は
参考にして頂きたいと思います。

さすがに
ジャンク品のMCカートリッジの針は
完全に摩耗し、
レコード盤の上をスケートしていました。
使っていない他機種の
カートリッジの針のみ切断し、
PL-X9の針先に瞬間接着剤を介して
ラジオペンチで圧接し移植しました。

こういう荒っぽい裏技でも
十分機能します。

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再び作動したPL-X9で、
1978年公開の角川映画
「野性の証明」(監督・佐藤純彌)の
主題歌『戦士の休息』
(作詞・山川啓介 作曲・大野雄二 
歌・町田義人)と、
日本映画の大作「犬神家の一族」から
『愛のバラード』と、
「砂の器」から『宿命』を鑑賞しました。

「野性の証明」は薬師丸ひろ子の
デビュー作ですが、やはり〝健さん〟
(高倉健)の映画です。
何を演じさせても
〝健さん〟は〝健さん〟です。

1976年公開の「犬神家の一族」は
角川映画第一回作品です。
監督・市川崑、音楽・大野雄二で、
主演の石坂浩二はまさにはまり役です。

1974年公開の「砂の器」は
監督・野村芳太郎、脚本・橋本忍、
山田洋次、音楽・芥川也寸志で、
劇中で演奏されるピアノ協奏曲を
菅野光亮が作曲しています。
丹波哲郎の好演が印象的です。

共に、映画を勉強する人には
バイブルとなるような作品だと思います。
そして、どちらも音楽が味わい深く、
作品をしっかり引き締めています。

日本映画の黄金時代。
質の高い大作が
次々に公開されていました。
私も休日はいつも
どこかの劇場に座っていました。


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テーマ : 映画音楽
ジャンル : 映画

ケンウッド クォーツ・ダイレクトドライブ・プレーヤー KP-07 1985年製

ハイエンド機種を意識した
スタイリングが美しい、
ケンウッドの
クォーツロック・ダイレクトドライブ・
プレーヤー
KP-07です。

眺めているだけでオーディオファンの
心を惹きつけます。

硬性の高いダイキャストフレームと
分厚いターンテーブルで、
静寂性・防振性・回転安定性は抜群です。
ワウフラッター0.01%、
SN比80dBという
驚異的な数値を出しています。

操作ボタンは、
大きな回転スタート・ストップボタンと、
トーンアームの昇降ボタン、
そして
2スピード切り替えボタンだけです。
レコードが終わると自動で
リフトアップします。
いたってシンプルです。

カタログ写真などで見て
イメージしていた大きさより、
実際にはかなり小振りで、
ちょっとカワイイ感じです。
もともとコンポのプレーヤーですから、
アンプの上に置くことも
想定して作られています。
そこは、
オーディオ雑誌「analog」などで
紹介されているような、
本来のハイエンド機器とは
全く異なります。

それにしても
ハイエンド機器の価格を見ると、
時々目を疑います。
860万円の定価が付いている
アナログレコードプレーヤーが、
普通に紹介されていました。
レコードの浅い溝を追求していくと、
限りなく深い溝に
はまってしまう恐ろしさを感じました。
私のような小市民は
決して入ってはいけない世界です。

話をKP-07に戻します。
トーンアームには、
やや控えめな大きさの
カートリッジシェルが付いています。
これはKP-07専用で、
コネクターも小さめです。
全体の大きさからすると、
バランス良く見えます。

針を下す瞬間にクォーツロックされ、
安心してレコード鑑賞できます。

ハイエンド気分を十分に味わえる、
時代を感じさせない名機です。

マリリン・モンローの
ピクチャーレコードを入手したので、
その中から
『帰らざる河』と、
LP「マリリン・モンローの想い出」
より『気ままなあなた』と
『一枚の銀貨』を鑑賞しました。

『帰らざる河』と『一枚の銀貨』は、
1954年公開の映画「帰らざる河」の
サウンドトラックで、
『気ままなあなた』は同年公開の映画
「ショーほど素敵な商売はない」の
サウンドトラックです。

6月生まれのマリリン、
生きていれば85歳になります。
マリリンが謎の死を遂げてから
50年近くになりますが、
映画やレコードジャケットでの
彼女の美貌は変わらず、
いつしか永遠の美を手に入れた
伝説の人になりました。
歌声も個性的で
独特のムードを持っています。
一度聴いたら忘れられない、
不思議な魅力です。


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せっかくですので、
ケンウッドの
大変完成度の高いシステムコンポ、
フルセットでの鑑賞も録画しておきます。
グライコもカセットデッキも
ハイセンスで、
現在も完全に作動しています。

アンプには
サラウンドアンプも内蔵され、
操作性・機能性良好です。
スピーカーが
実に素直な良い音を響かせています。
やはり、バブル期の
高級コンポだけのことはあります。

オフコースのベストアルバム
「SELECTION 1978-81」
から『さよなら』と、
1980年のアルバム「We are」
から『時に愛は』を鑑賞しました。
共に、小田和正の作詞・作曲です。

オフコースの丁寧な演奏が心地良く、
優しい時代を思い出させてくれます。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ナショナル マグナファックス 1962年製

ナショナルのマグナファックス、
1962年製です。

木製のボディで、
大変しっかりとした作りです。
前に、本ブログで紹介した、
プラスチック製のマグナファックス
よりもひと回り大きく、
装飾も高級感があります。
明らかに、
ビクターのマグナファックスを
意識した作りになっています。

このマグナファックスと一緒に、
ナショナル製のマグネディスク
も入手しました。
EP盤サイズのものと、
LP盤サイズのものです。
LP盤サイズのものには、
橋幸夫などの歌謡曲が
3曲ほど録音されていて、
テープレコーダー代わりに
使用していたことがわかります。

通常のレコード再生は、
33、45、78回転全て、
とても安定しています。

音質も極めて良好で、ノイズも最小です。
磁気録音・再生のための技術が、
電蓄としての再生音を
向上させているようです。
上級機種並みの、深みのある良い音です。

1957年、
美空ひばりの
芸能生活10周年記念レコード(SP盤)
『それはナイショ』
(西条八十作詞・万城目正作曲)と、
1967年、
美空ひばりの
芸能生活20周年記念アルバム
「歌は我が命」を入手しました。

「歌は我が命」には、
古賀政男、市川昭介、
西条八十などと共に、
若手の人気作詞家や作曲家も楽曲を
提供しています。
美空ひばりの実力を示す、
とても豪華なアルバムになっています。

その中から、
『あの人の・・・』
(永六輔作詞・中村八大作曲)、
『泣かないで』
(藤田敏雄作詞・いずみたく作曲)、
『真赤な太陽』
(吉岡治作詞・原信夫作曲)
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツが
共演)
を鑑賞しました。

何を歌わせても、
実に情感豊かに歌いあげる天才ですが、
まさに
「歌は我が命」と言える人生を貫いた、
本当の歌姫です。
まもなく23回忌を迎えます。

〝おまけ〟として、ものまね番組で、
青木隆治がテレビ画面上で
美空ひばりとデュエットした
『愛燦燦』
(1986年 小椋佳作詞・作曲)を、
マグネディスクで
録音・再生してみました。

聴き分けられないくらい似ていて、
これなら美空ひばりも
許してくれそうです。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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