ベアード社 ポータブル・プレーヤー  ワンダーグラモ 1960年製

イギリスのベアード社製、
ポータブル・レコードプレーヤー、
ワンダーグラモです。

1960年に、
すでにこんなにコンパクトでオシャレな
ポータブル・レコードプレーヤーを
作っていたことに驚きました。

ベークライトのボディに
ゴールドに塗装されたアルミの
上蓋やトーンアームが、
デザイン的にも斬新でハイセンスです。

針もモーターも
スピーカーも生きており、
かなり保管状態が良かったとみえ、
目立った傷もありません。

単2電池4本で駆動します。
モーターによって回転した
本体のアイドラーと
上蓋のアイドラーでレコードを
はさみ込み半固定状態にします。
上蓋の重さとトーンアームの重さが
バランスをとり、
傾いたりしないようになっています。

当初、アイドラーとレコードの
接触が悪く、
うまくレコードが回転しませんでした。
接触圧を調節するスプリングを代え、
モーターのトルクを上げることで
解決しました。

スローテンポの曲でも、
十分鑑賞に耐えられる回転安定性と
音質が得られています。
アイドラーの振動をピックアップが
やや拾ってしまいますが、
これは構造上仕方ないでしょう。
年代を考えると、
とても品質の高い製品と
言えるかと思います。

当時このポータブルプレーヤーで
聴いていたかも知れない、
ナット・キング・コールの歌で、
1950年にヒットした
『モナ・リザ』と、
1951年にヒットした
『トゥー・ヤング』を
鑑賞しました。


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テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

アトムレコーダーA-101 ラッカー盤録音 1980年代

レコードカッティングマシン
(アトムレコーダーA-101)で
録音するために作られた
ラッカー盤を入手しました。

現在国内では、
LP盤サイズのラッカー盤を
製造している会社がありますが、
EP盤サイズのものは作っておらず、
大変希少なディスクです。
EP盤サイズのラッカー盤しか
カッティングできない
アトムレコーダーが
市場に出回っていた頃は、
当然普通に購入できたはずですから、
その頃のデッドストック品と思われます。

以前、ラッカー盤の代用品として
プラ板をEP盤サイズに切り、
録音実験しました。
(本ブログ「カッティングマシン」
で検索できます)
プラ板でも十分鑑賞に耐えられる
音質が得られましたが、
本来のラッカー盤では
どんな感じになるのか、
大変興味がありました。
そこで早速録音実験してみました。

ラッカー盤は
薄い金属製のプレートの表裏に
ラッカーを吹き付け、
鏡面仕上げされています。
通常のレコード盤よりやや重く、
鼻を近づけると
ラッカーのにおいがします。

プラ板で何度も
カッティングしていたので、
同じ感覚でレコーディングを始めました。
すると、たちまち軟らかな削りカスが
加熱されたカッター針の周りに
からみつき、モクモク白煙を上げました。
あわててブラシで
取り除こうと試みましたが、
溶けたラッカーがポタっと盤上に落ちて
くっついてしまいました。

プラ板よりも溶けやすい点は要注意です。

さらに、針圧も結構シビアで、
圧がかかり過ぎると下地の金属まで
針が入ってしまい、
引っかかると
カッティングできなくなります。
もちろん圧が弱過ぎても
カッティングできません。
微妙なさじ加減が必要です。
失敗したラッカー盤で練習です。

素手でしばらく触っていると、
しっかり指紋の凹凸が
付いてしまうような
軟らかなラッカー盤は、
相当デリケートなものだと実感しました。

それでも完成したディスクは、
録音素材とほぼ同じ音質で、
十分鑑賞に耐えられるレベルの
レコードになっていました。
当時、自分で楽器を演奏する人や
歌の好きな人などは、
オリジナルのレコードを作って
楽しんでいたことでしょう。
レーベルをパソコンで作り貼り付ければ、
市販のレコードと
見分けがつかなくなります。

録音実験には、
素材として私の娘が小学校2年の時
カラオケで歌った
松田聖子の『恋する想い』を使い、
MDから外部入力で
アトムレコーダーに入力して
カッティングしました。
(親馬鹿承知です)

なお、『恋する想い』は、
松田聖子が1998年に
年下の歯科医師と
二度目の結婚をした際の、
幸せ一杯のアルバム
「Forever」の中に収録されています。
メロメロのラブソングばかりですが、
私の好きなアルバムです。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ビクター 4チャンネル・ソース・システムMSL-5018 1970年代

ビクターの
4CHANNEL SOURCE SYSTEM
MSL-5018です。

プラスチック製のボディを生かして、
凹凸でアクセントを付け、
個性的に仕上げています。
いかにも男子中高生が好みそうな
フロントです。
円形のラジオのチューニングパネルや
オレンジ色に光る指針が、
昭和の良い雰囲気を出しています。

60、250、5000、15000Hzの
4つのイコライザーによって
トーンコントロールされていて、
これが結構機能的にも優れています。
一時はやった4チャンネルレコードも
再生できるようになっています。

お決まりのように、
アイドラーのゴムは硬化し
ひび割れていましたので、
ストックしている
状態の良い物と交換しました。
振動を吸収し
モーターを固定するゴムも溶けて、
ガタガタ動いていましたので、
軟らかい針金でスプリング効果を
出しながら固定しました。
(動画参照)

後は、切れていたヒューズを変え、
接点回復剤をあちこち吹きつけ、
ボディのクリーニングをすると、
昭和のプレーヤーがよみがえります。

せっかく4チャンネル再生ができる
プレーヤーなので、
4チャンネルで録音されたレコードを
引っ張り出してきました。

シンセサイザー音楽作家の草分け、
富田勲の『火の鳥』を鑑賞しました。
ストラヴィンスキー作曲の
バレエ組曲を編曲したものですが、
聴く者が
自分なりのイメージを広げられる、
まさにトミタ・サウンドです。

1975年リリースのサードアルバムで、
ジャケットは手塚治虫が描いています。
今は、サラウンドアンプで本当に
色々な効果を楽しめますが、
当時はホールのような残響音が
聴こえただけでも画期的なことでした。

改めて今聴いてもやはり斬新で、
4チャンネルの効果が生かされています。
シンセサイザー・シンフォニーの
金字塔です。


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テーマ : シンセサイザー
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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