テイチク ポータブル蓄音機T-23 1940年代 

テイチクの
ポータブル蓄音機
T-23です。

蓄音機としては末期のもので、
もうまもなく電蓄の時代に入ります。
それだけに、完成度の高い蓄音機で、
回転安定性、静寂性、操作性など、
高級機種を思わせるほど優れています。
堅牢な作りで、
戦地で兵士たちの慰問に
使われていたのかも知れません。 
物の無い時代だけに、
質素で飾り気は全くありませんが、
丁寧に手作りされていて、
どこか温かさを感じます。

1960年代の同じテイチクの
ポータブル電蓄を持っていますが、
シンプルでセンスの良いデザインが
見事で、こちらも大変機能的に
優れています。

こうした、国産の蓄音機や電蓄の
『良い仕事』を見る時、
物作り日本の底力、
高度成長時代幕開けの気配を感じます。

テイチクレコードから、
田端義夫ヒット曲を、
活動弁士で有名な泉詩郎が
流ちょうに紹介する、
三曲ダイジェストで入っている
珍しいSP盤
『大利根夜霧・涙の夜曲・花うた月夜』、
ペギー葉山が歌う、パナマウント映画
「シェーン」の主題歌『青き瞳』を
鑑賞しました。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

シルバートーン オートチェンジャー真空管電蓄 1950年代

シルバートーンの
オートチェンジャー機能付き
真空管電蓄です。

私の『お気に入り電蓄ベスト5』
を選ぶとすれば、
イチオシです。

なんと言っても、
その斬新なデザインと
ターンテーブルやツマミ類の配置の
バランスの素晴らしさ。
左右のスピーカーから、
迫力あるサウンドが響き渡り、
ジュークボックスを連想させます。

オートチェンジャーは今も十分機能し、
ラジオの感度も良好です。
50年代のアメリカの活気や繁栄を
感じさせてくれる名機です。

この機種は、
SP盤や中心径の小さいEP盤の
オートチェンジャーを想定して
作られているのか、
ドーナツ盤用の付属装置が
別にあるのか、
とにかくターンテーブルの
中央の支柱には、
径の大きなドーナツ盤を
セットすることができず、
EPアダプターを付けて
一枚だけの再生は可能ですが、
連続再生はできませんでした。

そこで、ドーナツ盤の大きな穴を
小さく変換する、
オートチェンジャー用の
アダプターを自作して、
連続再生を試みました。
試作品ですが、レコードを傷つけず
簡単に装着できるよう工夫しています。

1965年の
ザ・ビートルズのヒット曲
『イエスタデイ』と、
1970年の
レターメンのヒット曲
『ミスター・ロンリー』
を連続再生で鑑賞しました。


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テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

アカイ フルオートマチックプレーヤー AP-M50     1980年代

アカイの
フルオートマチックプレーヤー
AP-M50です。

プラスチック製で、
コンポの一番上に置かれていた
セット物の一つで、
比較的安価なタイプだろうと、
少々軽く見ていましたが、
あなどるなかれ、
大変良くできた高性能プレーヤーでした。
さすが、
信頼性の高いオープンリールの
テープデッキを作ってきた
アカイだけのことはあります。

かんたん操作でも、
正確に、スピィーディーに
トーンアームが反応し、
音質も良く、安定した再生を
楽しむことができます。

久しぶりに、
同社のオープンリールデッキで
録音したくなりました。
1978年製のこのテープデッキは
今も全く現役で、
迫力のある良い音を聴かせてくれます。
6つのヘッドを持ち、
リバース録再生可能です。
完成度の高い逸品です。

1974年の
東京音楽祭世界大会で金賞を受賞した、
スリー・ディグリーズの
『天使のささやき』と、
1977年のヒット曲、
ミレイユ・マチューの
『幸せの鳩』を鑑賞しました。

1978年、
私が上京して初めて生で聴いた
外国のシンガーが
ミレイユ・マチューでした。

新宿・厚生年金ホールに行き、
バックに忍ばせたカセットレコーダーで、
120分間ライブ録音しました。
途中でカセットをB面にひっくり返して、
録音し続けています。
今では考えられない厳罰行為です。
そのカセットはもちろん
大切に保管しています。
古いコンサート会場で、
マチューの圧倒的な声量に
揺れていたのをよく覚えています。

本当に素晴らしい歌唱力でした。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

コロムビア ポータブルグラフォノーラ 1960年代

コロムビアの
3スピードポータブル
グラフォノーラです。

私が子どもの頃(保育園)、
すでに我が家にあった電蓄と
同じ機種で、ずっと探していました。

独特のおにぎり型で、
赤とアイボリーのシンプルな塗装が、
まさに『昭和』を感じさせます。

長いこと父が愛用していましたが、
小学校4年生くらいから
私が使うようになり、
いたずら中学生になると、
スピーカーを外したり
アンプをいじったりして、
最後は使えなくしてしまった
記憶があります。

その頃は、すごく重たく、
大きく感じていましたが、
今見ると
結構コンパクトで可愛い感じなのには
驚きました。
デッドストック状態にあったのか、
大変綺麗で傷やスレも見あたりません。

さすがに、経年的なコンデンサーの
機能低下などでハムノイズが
出ていますが、
まだまだ鑑賞に耐えられます。
現状に近い状態でレコード再生し、
当時を思い出したくなりました。

この電蓄では、
よくアニメのソノシートを
聴いていました。
ちょうど、懐かしいビクターの
ミュージックブック『エイトマン』を
入手しましたので、再生してみました。

同じものを持っていましたが、
ボロボロになるまでページをめくり、
レコードの溝が無くなるまで
ソノシートを聴きました。
もちろんテレビ放送の提供である
丸美屋の「のりたま」は、
キャラクターシール欲しさに
ひたすら振りかけました。
この味付けに洗脳され、
今でも「のりたま」をかけ続けています。

ちなみに『エイトマン』の歌は
前田武彦が作詞しています。
「光る海 光る大空 光る大地 
走れエイトマン 
弾丸(たま)よりも早く」
よく歌いました。

フリートークの天才前田武彦の
全盛期をふと思い出しました。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

パイオニア フルオートマチックステレオターンテーブル PLーX9 1980年代

パイオニアの
フルオートマチック・
ステレオターンテーブル
PLーX9です。

この前紹介したプラスチック製の
パイオニアのリニアトラッキング
レコードプレーヤーPL-X707とは
全くコンセプトを異にし、
金属製の強固なボディで、
クールで洗練された印象を受けます。

以前紹介した、
ビクターのラジカセDC-5のように、
ターンテーブルが三分の二ほど
フロントローディングし、
レコードをセッティングします。
演奏時もレコードの一部が
出た状態となります。

ほぼA4サイズにまとめられ、
書斎にCDコンポと一緒に
置きたくなる省スペース設計です。
その大きさから片手で持てる重さと
錯覚しがちですが、
実は両手でも気合いを入れなと
持ち上がらない7.5kgの
重量があります。
この重さが、
高性能・高機能プレーヤーたる証しです。

光学デュアルアイセンサーで
正確に曲間をサーチし、
プログラム選曲演奏します。

リニアトラッキングではなく、
スイングアーム方式で、
機敏に、緻密に作動し、
その動きを眺めているだけで
ワクワクしてきます。

クォーツサーボモーターで
ダイレクトドライブし、
安定した滑らかな回転を
可能にしています。

今まで紹介してきた
オート機能のプレーヤーの中では、
ベスト1です。

MCカートリッジを使用し、
音質的にもとても優れた
プレーヤーです。
「さすがにレーザーディスクの
パイオニアが手がけた
プレーヤーだな」と、
その完成度の高さに
敬服してしまう名機です。

1985年、
ハイ・ファイ・セットのアルバム
「Hi-Fi BLEND」から、
『卒業写真』と
『フィーリング』を
プログラム選曲で再生し、
鑑賞しました。

山本潤子のしっとりした歌声に
聴き入ってしまいます。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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