ビクター 円盤式磁気録音機 マグナファックス MDR-2 1960年代

ビクターの
円盤式磁気録音機
マグナファックスMDR-2です。

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ビクター
円盤式磁気録音機
マグナファックスMDR-2

所有している同社のMDR-1より
ひと回り小振りの機種です。
ナショナル製マグナファックスは
色々な機種がありますが、
ビクター製マグナファックスでは、
MDR-1以外のものを
初めて見つけました。

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右がビクターMDR-1、
左がこの度見つけた同社の
小型のマグナファックスMDR-2です。

機能的にはほぼ同じですが、
通常のレコード再生に関しては、
ステレオ再生可能なMDR-1に対し、
小型モデルはモノラル再生のみと
なっています。

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上が磁気録音・再生用カートリッジ、
下が通常のレコード再生用カートリッジ。
MDR-1と着脱部の形状が異なります。

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カートリッジはワンタッチで交換可能です。

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使わないカートリッジは
蓋の内側に保管します。

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小さなボディに
かなり無理をして部品を押し込んでいます。
内部をチェックするのに
数箇所ハンダを外さなければなりません。

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磁気録音・再生回路には
初期のゲルマニウムトランジスタが
使われています。

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電子部品が重なり合い、
奥の方のコンデンサーは
アクセス困難です。

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他のマグナファックス同様、
モーターの防振ゴムの交換、
数箇所の電子部品交換、
清掃・注油で動き出しました。

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磁気録音・再生用の磁気チップと
専用のマグネディスクです。
テープレコーダーの
ヘッドとテープに相当します。
ディスクにあらかじめ刻まれた溝に沿って、
極細のチップが走行します。

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16回転のスロースピードで、
約5分の録音が可能です。

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本体右側面に、
マイクと外部入力用のジャックがあります。
赤・黒のクリップは、
ラジオのスピーカー端子につなぎ
録音するためのものです。

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反対の側面に、
録音された音を消去する
イレイサーをつなぎます。

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ボタンを押すと強い磁気が発生し、
録音済のマグネディスクは消磁されます。

YouTubeから外部録音したディスクを
再生してみました。
ディスク自体がかなり傷んでいて、
ノイズを拾いますが、
なかなか頑張っています。

10歳の山下ヤスミンちゃんの歌で
『愛は花、君はその種子』(2014年)、
本田美奈子の歌で
『アメイジング・グレイス』(2004年)を
鑑賞しました。

共に心洗われる歌声です。


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ビクター・マグナファックスMDR-2

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ビクター・マグナファックス
MDR-2(左)とMDR-1(右)

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マグナファックスの宣伝用ポップ。
当時の大卒初任給の
3倍近い定価に驚きます。
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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ナショナル マグナファックス7F-12 1960年代

ナショナルの
マグナファックス7F-12
です。

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ナショナル
マグナファックス7F-12

通常のレコード再生だけでなく、
テープレコーダーのように
磁気録音・再生も可能です。
(専用の磁気ディスクが必要)

同機能を有するビクター製の
マグナファックスより、
ナショナル製の方がオークションで
見かけます。

磁気録音・再生の要である
磁気チップ(テープレコーダーのヘッドに
相当するもの)は、両社共通なので、
今回はその磁気チップ欲しさに
ボロボロのジャンク品を入手しました。

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複数台所有していても、
同じ所が不調だったりして、
部品取りにならないこともあります。

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ナショナルの磁気チップ(左)と
ビクターの磁気チップ(右)。
状態の良し悪しは
実際に使ってみるまで分かりません。

幸い磁気チップもカートリッジも良好で、
“当たり”でした(笑)。

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本体はさすがに状態が悪く、
電子部品も劣化しています。
基板にベットリ付いた
タールの様な汚れを綺麗にするか、
あるいは部品取り用として放置するか、
迷いながらも最低限の清掃だけはしました。

すると黒っぽい電子部品が動いているような・・・。
ワッ!
なんと大きなクモがモソモソ出てきました。
保管環境が想像できます(笑)。

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もちろん、
1960年から生き続けていた
クモではありませんが・・・(笑)。
ピンセットでつまもうとしたら
再び配線の中に隠れ、
嫌な捕物帳になりました(笑)。

不良コンデンサーを交換すると、
通常のレコードも磁気ディスクも
再生出来るようになりました。

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中央のプリント基板が、
磁気チップの微弱な電流を増幅する
回路です。
初期のゲルマニウムトランジスタが
使われています。
10μFのコンデンサーが不良でした。

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ビクターのマグナファックスで磁気録音した
マグネディスクを本機で再生してみましたが、
十分鑑賞にたえられる音質が得られました。

通常のレコードで、森山良子の
『今日の日はさようなら』(1967年)と、
アニメ「クレヨンしんちゃん」の中で、
しんちゃんがアメリカに引越す風間君の
ために歌った『今日の日はさようなら』を、
YouTubeから磁気録音したディスクで
鑑賞しました。

なお、風間君の引越しは中止になり
3日後、幼稚園に戻ってきました。


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まだあどけなさが残っている
19歳の森山良子のEP盤
『今日の日はさようなら』

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ナショナル
マグナファックス7F-12



テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ビクター マグナファックス MDR-1 1960年製

ビクター の
マグナファックス
円盤式磁気録音機
MDR-1 です。

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ビクター ・マグナファックス
(円盤式磁気録音機) MDR-1

専用のマグネティック・ディスクに、
マイクや外部入力の音声を録音し、
再生することができる録音機です。

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録音・再生用カートリッジには、
レコード針の代わりに
磁気チップが付いています。

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磁気チップが走行するための細い溝が、
マグネティック・ディスクの表面に
刻まれています。

テープレコーダーのテープがディスクに
なったようなものです。
テープのような巻き戻しの手間が省け、
ディスクのどこからでも
録音・再生が可能です。
繰り返しチェックしたい楽器の演奏や
外国語の学習には、
重宝したと思われます。

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ディスクはEP盤と同じ大きさです。
録音時間もEP盤に近い5分程度ですが、
回転数は低速の16回転になります。

この度、何年もマグナファックスを
探していたという方から連絡がありました。
コンサートなどの音響(PA)を担当されている
舞台音響家の加藤明さんです。

当時のマグネティック・ディスクを
所有している方からの依頼で、
そこに録音されている音をCD化したい
とのこと。
確かにディスクがあっても、
再生機がなければCD化どころか、
聴くことすらできません。

わざわざ私の自宅まで
足を運んでくださいました。

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マグナファックスを私が操作し、
加藤さんがパソコンに取り込みました。

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マグネティック・ディスクには、
1962年頃録音のピアノ演奏などが
クリアーに収録されていました。

その後、マグネティック・ディスクの
所有者よりお礼状が届きました。
そこには
「あの頃の空気がよみがえってきました」
「復元は無理と思っていたので
とても嬉しいです」と、
ありがたいお言葉が書かれていました。

所有者はシャンソン歌手でピアニストの
龍野めぐみさんです。
53年前のめぐみさんの見事な演奏と、
お友達との微笑ましい合唱などが
録音されていました。
めぐみさんの“原点”が
ここにあるのかも知れません。
ご本人の了承を得ましたので、
映像をアップさせていただきました。


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龍野めぐみさんが小学校低学年の頃
演奏した音が録音されたディスク。
めぐみさんの直筆でしょうか、
鉛筆で書かれた「めぐみのピアノ」が
可愛らしい。

SNSが取り持つ不思議な“ご縁”。
私にとっても、
心に残る、温かなエピソードとなりました。

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マグナファックスとマグネティック・ディスク

テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

ビクター 円盤式磁気録音機 マグナファックス MDR-1 1960年製

ビクターの
マグナファックスMDR-1
(円盤式磁気録音機)です。

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ビクター・マグナファックスMDR-1
(円盤式磁気録音機)

レコードとテープレコーダーの
長所をうまく生かし、
専用のディスク(マグネティックディスク)を
用い録音・再生を可能にしました。

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ソノシートのようなマグネティックディスク。
EPサイズと、大きなLPサイズもある。
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録音された音を消去するイレイサーと、
ストップ・バックボタンの付いたマイク。
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磁気チップの付いた
録音・再生用カートリッジ(下)と、
通常のレコード再生用カートリッジ(上)は
ワンタッチで交換可能。

録音した音声は、
テープレコーダーのような
巻き戻しや早送りする手間が省け、
ディスクのどこからでも再生できます。

消去器(イレイサー)でディスク表面を
数回なでると録音された音は消え、
何度でも録音が可能です。

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マジックアイ(一番上)の緑の発光を見ながら
録音レベルの調整を行う。

発想の素晴らしさと、
それを製品化する強い情熱に
敬服します。

「寅さんの口上」をまねて
マイクでの録音実験をしました。
まだまだ正常に作動しています。

マグネティックディスクの一枚に、
1963年に録音された音声が入っていました。
消去不十分で当時のテレビ番組の音声が
残ったまま、それに重なってピアノ伴奏による
唄が録音されていました。
ソプラノ歌手のような歌声に、
ちょっと上流階級のお屋敷をイメージしました。
このマグナファックスを所有していたのは、
やはり裕福なお家だったのかも知れません。


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磁気チップから通常のレコード針の付いた
カートリッジに交換すると、
4スピードの電蓄に早変わりします。

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レコードを再生すると
実にクリアーな音質で、
完成度の高さを実感します。

松尾和子・和田弘とマヒナスターズのヒット曲
『誰よりも君を愛す』(1959年)と、
松尾和子・フランク永井のデュエット曲
『東京ナイト・クラブ』(1959年)を鑑賞しました。


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当時の宣伝用ポップ。
定価33,600円は大卒初任給の2倍以上。

高額のためあまり普及しなかったようですが、
ディスクに記録する後のデジタル機器への
布石となったかも知れません。
このMDR-1も、
放送博物館で動態保存して欲しい一台です。
(私は4台保管してますが・・・)

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ビクター・マグナファックスMDR-1
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松尾和子・フランク永井
『東京ナイト・クラブ』(1959年)
松尾和子・和田弘とマヒナスターズ
『誰よりも君を愛す』(1959年)

テーマ : なつメロ
ジャンル : 音楽

ビクター 円盤式磁気録音機 マグナファックスMDR-1 1960年製

ビクターの
円盤式磁気録音機、マグナファックス
MDR-1です。

ナショナル製のマグナファックスの
紹介が続いたので、
メンテも兼ねてビクター製も
動かしてみました。

マグナファックスより少し前に、
日本で初めて磁気録音により
多重録音した加山雄三に敬意を表し、
加山雄三のレコードを鑑賞しました。
(ワイヤーレコーダーを
使用したそうです。
詳しくは『大人の科学』Vol.23
〝進化する磁気記録〟
をお読みください)

マグナファックスの
音声外部出力端子を使って、
当時の方法でステレオ再生
してみました。
つまり、この頃のポータブル電蓄は
音声の増幅回路が当然一つだけなので、
左チャンネルの音声だけ本体で増幅し、
右チャンネルは外部出力してラジオなど
増幅回路のある機器と接続して、
同時に鳴らすことでステレオ再生する
という方法です。
ちょっと手間ですが、
結構立派なステレオになります。

下の写真はマグナファックスの
〝ご愛用のしおり〟の中に入っていた
取説やステレオのカタログです。
ステレオ再生できる電蓄を
〝立体電蓄〟と紹介しています。
現代の3Dテレビのような
インパクトだったのかも知れません。

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加山雄三全曲集より
『夜空の星』(1965年)を
鑑賞しました。

作詞・岩谷時子、作曲・
弾厚作(加山雄三)です。

マグナファックスのカートリッジを
録音用に換え、
1965年公開の映画
「エレキの若大将」のLDより、
音声のみマグナファックスに外部入力し
録音しました。

寺内タケシも共演者として演奏している
〝GO!GO!エレキ合戦〟の一部と、
星由里子とデュエットしている
『君といつまでも』を録音し、
再生しました。

『君といつまでも』は
1965年の大ヒット曲。
やはり作詞・岩谷時子、
作曲・弾厚作(加山雄三)です。

【注】多分、著作権の関係だと
思いますが、LDから録音した部分が
観られないことが多いようです。
謹んでお詫び申し上げます。

加山雄三は、
ベンチャーズからのエレキブームを
さらに進化させ、
次のグループサウンズ時代への
足場を作ったと言っても
言い過ぎではないと思います。
さしずめ、
〝爽やかな体育会系GS〟です。


高校時代、
同級生から映画で加山雄三が弾いて
いたようなモズライトのギター
(ただしボロボロ)を安く譲って
もらいました。
ところが70年代後半になると
グレコやフェルナンデスから
カッコいいモデルが沢山登場し、
あっさり手放してしまいました。

今見ると
60年代の良い雰囲気が出ていて、
ちょっと悔やまれます。


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現在、作動品3台、
部品取り用1台所有しています。
独り占めしてすみません。
大切にしていますからお許しを・・・。

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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ナショナル マグナファックス 7F-16 1960年代

ナショナルの
マグナファックス7F-16です。

ソノシートのような専用の
磁気ディスクに録音・再生が
できるレコードプレーヤーです。
カートリッジを交換することで
通常のレコードも再生できます。

1960年代、
ビクターとの共同開発によって
製品化したと思われ、
「マグナファックス」という製品名も
共通です。
カートリッジに付ける録音・再生用の
チップも同じ物が使われています。

私はこのマグナファックスの
大ファンで、いつも新たな
出物がないかチェックしています。
ナショナル製は何種類もあるのに対し、
ビクター製は一つの機種しか
見当たりません。
「ビクター マグナファックス」
でグーグル検索できます。

ビクターは1号機のMDR-1が
最高の出来で2号機を作る必要が
無かったのか、
高額であまり売れず製造を
打ち切ったのか、
その両方かも知れませんが、
MDR-1もあまり見かけません。
(私は4台所有していますが・・・)

とても高品質で完成度の高い
優れた製品です。

一方ナショナルは価格帯に幅を設け、
機能的に少し簡略化したり、
小型化したりして、
いくつか違う機種を製造したと
思われます。
ナショナルらしい商業的な戦略を
感じます。

他の2機種は
「ナショナル マグナファックス」
でグーグル検索できます。

実際この7F-16には
トーンコントロールが無く、
音質は少々物足りません。
その代りマイクジャックが、
他の機種のような特殊な
形状のものではなく、
一般的なミニプラグを採用し、
子供用のマイクでも録音できるため、
気軽に録音・再生が楽しめるように
なっています。

色や形がレトロな良い雰囲気です。
ツマミ類やトーンアームなどは
使い易さを重視した形状で、
デザイン的にはいたってシンプルです。
でもそのシンプルさが、
今見ると実に個性的で特徴ある
デザインに感じたりするのが不思議です。

せっかく磁気録音できる機種ですから、
録音実験をしてみました。

マイクジャックに
エレキギターを直結して、
ダイレクト録音してみました。
入力レベルがやや大きかったため
オーバードライブ(歪み)がかかり、
『ノルウェイの森』がロックぽい
トーンになりました。
それでも十分に楽しめそうです。

とにかくこのペラペラの
磁気ディスクに
録音・再生することを可能にした
作り手たちの熱意に
感動するばかりです。

カートリッジを交換し、
60年代のレコードを再生してみました。
プラスチックのボディを
フルに共鳴させて、
なかなかのサウンドを
響かせてくれました。

GSブーム全盛期の1968年、
ザ・タイガースのヒット曲、
『花の首飾り』と『銀河のロマンス』、
そして同年に200万枚を超える
大ヒットとなった
ピンキーとキラーズのデビューシングル
『恋の季節』を鑑賞しました。

『花の首飾り』は
菅原房子作詞・なかにし礼補作詞・
すぎやまこういち作曲編曲、
加藤かつみヴォーカルです。

『銀河のロマンス』は
橋本淳作詞・
すぎやまこういち作曲編曲、
沢田研二ヴォーカルです。
あの王子様のような衣装は斬新でした。

『恋の季節』は
岩谷時子作詞・いずみたく作曲編曲です。
当時高校生の今陽子の爽やかな歌声は、
今聴いても心地良く
胸の奥に届きます。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ナショナル マグナファックス 1962年製

ナショナルのマグナファックス、
1962年製です。

木製のボディで、
大変しっかりとした作りです。
前に、本ブログで紹介した、
プラスチック製のマグナファックス
よりもひと回り大きく、
装飾も高級感があります。
明らかに、
ビクターのマグナファックスを
意識した作りになっています。

このマグナファックスと一緒に、
ナショナル製のマグネディスク
も入手しました。
EP盤サイズのものと、
LP盤サイズのものです。
LP盤サイズのものには、
橋幸夫などの歌謡曲が
3曲ほど録音されていて、
テープレコーダー代わりに
使用していたことがわかります。

通常のレコード再生は、
33、45、78回転全て、
とても安定しています。

音質も極めて良好で、ノイズも最小です。
磁気録音・再生のための技術が、
電蓄としての再生音を
向上させているようです。
上級機種並みの、深みのある良い音です。

1957年、
美空ひばりの
芸能生活10周年記念レコード(SP盤)
『それはナイショ』
(西条八十作詞・万城目正作曲)と、
1967年、
美空ひばりの
芸能生活20周年記念アルバム
「歌は我が命」を入手しました。

「歌は我が命」には、
古賀政男、市川昭介、
西条八十などと共に、
若手の人気作詞家や作曲家も楽曲を
提供しています。
美空ひばりの実力を示す、
とても豪華なアルバムになっています。

その中から、
『あの人の・・・』
(永六輔作詞・中村八大作曲)、
『泣かないで』
(藤田敏雄作詞・いずみたく作曲)、
『真赤な太陽』
(吉岡治作詞・原信夫作曲)
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツが
共演)
を鑑賞しました。

何を歌わせても、
実に情感豊かに歌いあげる天才ですが、
まさに
「歌は我が命」と言える人生を貫いた、
本当の歌姫です。
まもなく23回忌を迎えます。

〝おまけ〟として、ものまね番組で、
青木隆治がテレビ画面上で
美空ひばりとデュエットした
『愛燦燦』
(1986年 小椋佳作詞・作曲)を、
マグネディスクで
録音・再生してみました。

聴き分けられないくらい似ていて、
これなら美空ひばりも
許してくれそうです。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ナショナル マグナファックス 7F-12 1960年製

『お気に入り電蓄』でも紹介した、
ビクターのマグナファックスと
同じ機能を持つ、
ナショナルのマグナファックス
7F-12、
1960年製です。

録音用のチップは
全く同じ物を採用しています。
この頃から、
ビクターとナショナルが
提携していたことがうかがえます。

カートリッジとトーンアームとの
接続方法が異なるため、
カートリッジには互換性はありませんが、
マグネティックディスクは共通で、
ビクターで録音したディスクも
ナショナルで再生できます。

ナショナルは
プラスティック製のボディで、
軽量化をはかっています。
ただ、なんとなく高級感に欠けるのは、
全体のデザインやツマミ類の配置に
統一感が無いせいかも知れません。

ビクターにせよ、ナショナルにせよ、
マグナファックスは高額で、
残念ながらあまり普及しなかった
ようです。
したがって作動品は少なく、
しかも録音用のチップは消耗品ですので、
こうして実際に録音できる機種は
大変貴重です。

マグナファックスでは、
やはりレコードに無い音源を
録音したくなります。

TVの番組内で本田美奈子が歌った、
『1986年のマリリン』、
ミュージカル「ミス・サイゴン」から
『命をあげよう』、
そして歌劇「トゥーランドット」から
『誰も寝てはならぬ』を、
YouTubeからダウンロードして、
それを外部録音した
マグネティックディスクで
鑑賞しました。

2005年1月の放送で、
病魔と闘いながらの出演でした。
この年の11月に亡くなっています。
ちょうど5年になります。
16回転という低速で録音していますが、
彼女の力強い高音が
よく再現されています。

歌姫は天使になりました。


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テーマ : 懐かしい歌謡曲
ジャンル : 音楽

ビクター マグナファックスMDR-1 1960年製

私の『お気に入り電蓄』
第四位。
ビクターのマグナファックス 
MDR-1
1960年製です。

私が生まれた年の製品で
親しみを感じます。
当時のカタログに
『レコードをかける手軽さで
録音・再生ができる!磁気円盤録音機』
とあるように、トーンアームの
カートリッジを交換すると、
通常のレコード再生の他に、
専用のマグネティックディスクに
録音することができる優れ物です。

マグネティックディスクは、
レコードと同じように溝が刻まれた
ソノシートのような薄いディスクで、
全面に磁気の表面処理が
施してあります。
その溝を、針のように小さい
磁気ヘッドが走行し録音・再生します。

発想の素晴らしさや、
それをポータブルサイズに製品化した
ビクターの技術力に脱帽です。

サーモンピンクの蓋や、
ゴールドやシルバーの装飾もおしゃれで、
高級感があります。
全く古さを感じません。

私は、三台所有していますが、
映像のマグナファックスは、
状態の良いパーツを一つにまとめて
完全作動品にしたものです。

レコード再生用カートリッジで、
ザ・ピーナッツのヒット曲
『情熱の花』(1959年)と
『ウナ・セラ・ディ東京』(1964年)
を鑑賞しました。

磁気ヘッドに交換して、
ザ・ピーナッツがアメリカの有名な
TV番組エド・サリヴァン・ショーに
出演した時に歌った
『恋人よ我に帰れ
(Lover Come Back To Me !)』を
YouTubeからダウンロードして
パソコンに取り込み、
さらにパソコンのヘッドホンジャックと
マグナファックスの外部入力を接続して
録音してみました。

マグネティックディスクは、
33回転よりも遅い16回転ですので、
ディスクの凹凸が音に影響しやすく、
外周に近い部分はきれいに録音
できません。
4分の1程内側から録音を始めました。
マジックアイの動きを見ながら、
入力レベルを調整して録音します。

カッティングマシンより手軽に、
オリジナルレコードが作れます。
なかなかクリアーな良い音で
再生できました。

50年前も、
こんな風に歌など録音して
楽しんでいたのかも知れません。

ザ・ピーナッツのような
完璧なハーモニーと歌唱力を持った
双子の歌手は、その後現れていません。
まさに、日本を代表するデュオです。

素晴らしい歌声をご鑑賞ください。


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ジャンル : 音楽

ビクター マグナファックス MDR-1  1960年製

1960年製のビクターの
マグナファックス
MAGNAFAXE MDR-1です。

最大の特徴は、
専用のディスクに録音ができ、
それをすぐに再生できる点です。
録音も再生も、
ディスク上のどこからでも可能です。

専用ディスクは、
テープレコーダーのテープ部分が、
一面丸々ディスクになったような
もので、あらかじめレコードと
同じように溝が刻んであります。
その溝の上を、幅の狭いチップ
(テープレコーダーのヘッドに
あたるもの)が走行して、
録音、再生できるように
なっています。

手軽に、自分だけのレコードを
作れるという魅力があります。
逆転再生して、
録音の頭出しもできるので、
語学の勉強や歌の練習に
使われていたようです。
当時の所有者も浪花節を
吹き込んでいました。

今でも、鑑賞に耐えられる録音が
できます。

カートリッジを交換すると、
通常のレコード再生もできます。
これがなかなか良い音質で
驚きました。
これだけの機能を、
見事にコンパクトなボディに
まとめ上げています。

創り手たちの夢と情熱に敬服します。

50年前の浪花節を聞きながら、
はたして今のCDやDVDなどの
デジタルオーディオ機器は、
50年後も使用できるのだろうか・・・
などと疑問を持ったりしました。

手作業で作られた
アナログオーディオ機器の
底力を感じた逸品です。

録音実験をしてみました。
また、レコード鑑賞として、
奥村チヨの『恋の奴隷』、
笹みどりの『下町育ち』
を録画しました。


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ビクターマグナファックス

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プロフィール

keiai

Author:keiai
こんにちは!
ゼンマイ式の蓄音機
から、電気蓄音機、
テープレコーダー、
CD、DVDへと進化
していく時代の流れ
の中で、創り手の
情熱があふれる名機
がいくつも生まれ
ました。
そんな逸品で当時の
レコードを再生し、
その時代に想いを
はせてみたいと
思います。
ご一緒に浪漫紀行を
楽しみましょう。

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